経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

お餅好き!<3,828本目>

2011-12-27 08:04:00 | ひとりごと
米屋の息子は年末は忙しかったのです。

スキーなんて行ったこともありません。
それは、年末最大のイベント「お餅つき」があったからです。

小学校に上がる前から、”親の手伝い”です。

父が段取りをしてくれ、子供ながらいろいろな”仕事”を与えてくれました。
当時は高校生のアルバイトも10人近く雇って、

県内の親戚も泊まり込みで出動して、
一か総動員でした。

商売としてのお餅つきなのですが、
それはそれは子供のころは楽しい年中行事でした。

「お餅と赤ん坊は大胆に扱え!」という言葉がありますが、
お餅を恐る恐る”つまむ”と。
びよよよよ~んって伸びるだけで切り離すことができないのです。

また、もたもたしてしまうと”たらけて”しまうのです。
(ダラッとなってしまう。)

前日から翌日の「製造量」を把握してもち米を仕込む。
冷たい水を使ってもち米をとぐ。

手がかじかんでしまうが、高校生のアルバイトの”お兄ちゃん”達との楽しいやり取りや、
搗き立てのお餅をつまみ食いする楽しみもあって、いい思い出だなぁ~。

さらに、出来たお餅は配達が待っています。

近所には台車に載せて、つり銭を持って配達します。

さながら”初めてのおつかい”状態です。

お客様のところへ行けば、”チビな米屋”が配達に来るので
褒めてもらえます。

それがまた嬉しくて「お客様って優しいなぁ。」
なんて”感性”もその頃に身についたのかもしれません。

お正月ぐらいしか結局お餅を食べなくなりましたが、
もち米が好きなので、
日常的におにぎりの”お赤飯”を外出先でほおばる時も少なくありません。

商売屋にとって、クリスマスウイーク後の数日間は
「商売の一年間の集大成」の時期です。

曜日がもう関係なく、日付で動くようになります。

サラリーマン時代でも同じような状況でしたので、
結局、”三つ子の魂”なのでしょうかね。

商売は楽しいですよ。












晴@寒いですが雪もなく清々しい。
ちゃきちゃきと仕事をしながら来てくれてありがとうございます。

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