経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

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江戸しぐさ。

2008-02-12 09:52:18 | ひとりごと
江戸っ子が身に付けていた処世術があります。

そのひとつが「うかつ謝り」。
ぼんやりしていて注意が行き届かない様を「うかつ」といい、これを江戸っ子は嫌いました。

「うかつ謝り」とは、自分の注意のなさを詫びることです。
例えば、、縁日などの人ごみで足を踏まれた時など、もちろん踏んだ人は謝るが、踏まれた方も自分のうかつさを「いえいえい、こちらこそうっかりしました」と謝りました。

お互いに謝ることで、丸く収める大人の対応と言えるのですね。

これは、「魔法のコトバ」にも通じる部分がありますね。
根っこのところは同じなんです。

江戸っ子だけじゃなく、北海道人でも、九州人でも、三河人でも世界中がトラブルを避ける気持ちを持っていれば世界平和になりますね。

ここのところいつも思っていることですが
「(自分を)5%だけ遠慮すればすべてうまくいく。」を考えています。

例えば3人鰍ッ(新幹線や飛行機)の座席の真ん中は狭いですが、両端の人が5%だけ外側にずれる。真ん中の人も両端にはみ出さないように5%だけ気を使う。
そうすれば「う~~ん、狭いじゃないかぁ~」なんて思わなくてもお互いに気持ちよく過ごせる。

もし、相手が5%はみ出してきたらそんな時こそ「ありがとうございます」の魔法のコトバを(何度も)言って(つぶやいて)みてください。
きっとスペースが空いてきます。
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