東京だから人が多いのか、銀座の町も人通りがとても多い。
ご存知の通り世界中の高級ブランド店や老舗の商店、ちょっと横道に入ればギャラリーや画廊、小さいながら個性的なお店がたくさんあります。
地名が「ブランド化」しています。
銀座と聞けばそれぞれが様々なイメージを持ちます。
同じ都内でも「六本木」とはちょっと違います。
「渋谷」「新宿」「池袋」などの山手線の駅もそれぞれのイメージがあります。
「銀座でワイン。」というお店を見つけましたが、これもブランドマーケティングのひとつです。
別にどこで飲んでもワインはワインなのでしょうが、“銀座”なのです。
その場所と時間が流れる空間に意味があるのです。
正しいブランドマーケティングは単なる“高級化”ではないことも知っておく必要があります。
また、ブランドは1年や2年ではすぐには定着しません。
長い間を経て出来上がってくるのがブランド化なのです。
銀座には銀座のムードや雰囲気、ちょっと前の言葉を使えば“品格”もあります。そのあたりが崩れてしまって「何でもあり」になってしまうとブランドも崩壊します。
海外からの日本への旅行者が史上最高になったニュースを聞き、「日本ブランド」って何だろう。
もっと言えばの日本人らしさや日本人が歴史的に育んできた良さをしっかりと考えてみるいいチャンスだなぁ~とも感じます。