少女とペットの飾り皿

　画像は、2004年のカレンダー「Bessie pease」の絵を参考にポーセリンペインティング（従来からある伝統的な食器上絵付け）の技法で描いた飾り皿です。
　
　このカレンダーは可愛い子供とペット達の絵が満載で偶然セール品で見つけたもの、いつかトールペイントで描きたいと思ってずっと取っておいたものですが、このお皿のレリーフを見た瞬間に「これにあの子達を描きたい」。どちらも一目ぼれでした。

　人物を描くには肌感を生かすために専用の絵の具を用いますので、勉強にもなりました。白磁ペイントにも活かせそうです。
　少女とわんちゃんは気に入っているのですが、ねこちゃんはちょっと、課題ですね。特に正面向きの黒ネコちゃんの目は難しかった・・（ねこちゃん見る分には可愛いのですが、実物はちょっと苦手なので知識不足でした）。でも自分なりにこの作品気に入っています。下に全体像をしましたので合わせてご覧ください。

　実は先週から、娘が検査入院をしていました。
昨日退院し、とりあえず一安心しましたが、家族が入院するのは初めてでしたので緊張しました。入院している当人は元気でしたが、毎日お仕事以外の時間は付き添いに病院に通い面会時間終了までいて、結構疲れました。年齢的にまだ小児科でしたので、小さいお子さんも大勢入院されていて、簡易ベッドで病室に寝泊まりされているお母さんも何人かいらして大変だなと思いました。　私自身は独身時代を含めて３回入院しているので、家族に心配かけていたのかなー？

　偶然ですが、少女の絵の完成と娘の退院が同時期でしたので、今後の健康を願いを込めて描き上げました

少女とペットの飾り皿 全景

　少女とペットの飾り皿全景です。

　このお皿を見つけた時、リム部のレリーフがとても気に入り、同時にこの絵を思い出して「このお皿に是非描きたい！」と思い実現しました。
　レリーフが浮き出るように工夫してリムを塗りました。

　この作品は、3/10～13まで 表参道の青山ダイヤモンドホールで行われている　「陶画舎展　1200人の手描き食器展」 に出展してます