アナクロメディア

気がついたら、あやしい広島弁で書いとったけん。ネコとかスローライフとか部屋の片づけとかの日記ですけん。

ルネッサンスじゃけん

2013-11-18 01:00:39 | スローライフですけん
 ディーノ206プロトティーポちうクルマがあるけん。

フェラーリ製65度V型6気筒2リッターエンジンを車体の真ん中に積んどるけん。

それで極端に前の方にきとる座席をドーム型の窓でおおってのう、上に跳ね上がるドアで乗り降りするけん。

地べたを這うように低うて、空気抵抗の少なそうな流れるような曲面のボディをもっとるけん。

ハッキリいうけん、わしが世界イチ美しいと思う工業デザインじゃけん!。

60年代の過渡期にあったデザインはのう、いろんなココロミがためされて、時にはずば抜けて秀逸なものがうまれだしたりしたけん。

それが廃れていったんは、機能や快適性を求めた結果としてクルマがどれも似たようなカタチになってしもうたからじゃないかのう……。

クルマの価値観から美意識ちうのがはずされてきとるからじゃけん……。

とくに日本のメーカー、なかでもよう売れとるアレとかアレとか……。

そんな中で、唯一わしが共感できる美意識をもっとるんがマツダちうメーカーじゃけん。

ピュアスポーツを作っとる日本でただ一つのメーカーでもあるしのう、本拠が広島ちうのもわし的にはうれしいけん!。

この数年のクルマは、アクの強い面構えに流麗なボディと、60年代をホウフツさせるクルマを作っとるけん。

それが今年のRJCカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたんは、選考者のセンスを感じる結果じゃけん。

そういえばこのメーカーは、イタリアの名門アルファロメオと提携したんだったのう……。

そういうトコロも影響しとるんか?。