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かごんま最中ブログ

鹿児島県を中心にご当地最中やその他地域色豊かなお菓子を訪ねて記録していきます。ときどき県外武者修行編もあるよ。

ぼんたん最中 その1(阿久根市)

2011年02月23日 | 最中紹介(北薩地区)


みかんでも、ぽんかんでもなく、「ぼんたん」の最中です。
堂々と名乗っているところに男気を感じます。

文旦と書いて、ぼんたんと読みます。和名は、「ざぼん」。

鹿児島に住んでる私がまず思うのが「皮が分厚い、でかいみかん」
グレープフルーツやナツミカンの系統だそうです。

道の駅阿久根に置いているのを発見。
そのまま国道を北上してお店を見つけました。


あんは、もちろん文旦のあん。
そして、阿久根の特産である文旦漬の角切りも入っていて、2種類のぼんたんを味わえます。



♪もなかデータ
 ぼんたんもなか 1個95円
 あん:文旦のあん(角切り文旦漬入り)
 取り扱い 日嗣屋(道の駅阿久根にも置いていました。)


・・・文旦って結構大きいですよ。興味のある方、検索してみてくださいな。


こつだ最中 他 (阿久根市)

2011年02月22日 | 最中紹介(北薩地区)


阿久根は、昔から文旦(ぼんたん)の産地で、砂糖に漬け込んだ文旦漬も有名です。
この「こつだ最中」は阿久根市のホームページに特産品って書いてあったんだけど、
どこで売ってるか、よくわからないままテキトーに国道を曲がったらばありました!
「こつだ」の張り紙の和菓子屋!

たぶんいる最中の神様ありがとう!





それにしても「こつだ」ってなに?というとことで、お店の人に伺ったら、
文旦で一番おいしい品種で、この集落に150年前にいらっしゃった
「ほんだことうだ」さんの庭にあった一本の文旦の木が接ぎ木で周辺に広まっていったとのこと。
で「ことうだ」さんという名前が、いつしか転じて「こつだ」さんと言われるようになり、定着されたということでした。
これこそ地域の最中!
餡は、文旦を使った文旦のあんです。

やっぱり柑橘系は、紅茶があうような気がします。
ちなみにこのお店には、「最中」というスタンダードな粒あん最中もありました。

なかなか大胆な型ですね。結構好きです。

♪お店データ
・こつだ最中 1個 90円
あんこ:文旦のあん(こしあん・・・文旦のあんにつぶあんがあるんかいな)
・最中 1個90円
あんこ:小豆餡(つぶあん)
取り扱い このみ屋菓子舗



がらっぱもなか(薩摩川内市)

2011年02月21日 | 最中紹介(北薩地区)


薩摩川内市を流れる九州で2番目に大きい川内川。
そこには、がらっぱ(かっぱ)にまつわる数々の伝説があります。
そのがらっぱをもなかで再現したのがこの「がらっぱもなか」!
表も裏もばっちりがらっぱです!



なかでも一番のポイントは、直立するがらっぱ!
和菓子の置物みたいですね。

このがらっぱもなかを製造販売しているフランス川畑さんにお話を伺うと,
少し前までは洋菓子を作っていたけれど、今は、がらっぱもなか専業とのことでした。

最中は「つぶあん」と薩摩川内市特産を使った「金柑入り白あん」の2種類。
白あんの中にふんわりと金柑の香りと味が効いてて,意外と紅茶とあいました。



♪もなかデータ
 がらっぱもなか 1個105円
 あん「つぶあん」「金柑入り白あん」
 取り扱い フランス川畑