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かごんま最中ブログ

鹿児島県を中心にご当地最中やその他地域色豊かなお菓子を訪ねて記録していきます。ときどき県外武者修行編もあるよ。

おさつ最中と大的もなか(種子島・西之表市)

2012年01月21日 | 最中紹介(熊毛・大島地区)

 種子島からです。
 西之表の酒井屋さんといえば!落花生の甘納豆!
 以前住んでた家の大家さんも大好きだったなあ←余計情報

 そんな甘納豆の流れを断ち切り最中を探す自称調査員が・・・
 2種類の種子島らしい最中を発見!
おさつ最中

 餡は、種子島特産の紫いもを使った焼き芋風味。

 きれいな紫ですね。

 種子島は、安納芋を始めいろんな種類のサツマイモが栽培されています。
 収穫の頃、島内のスーパーに行くと結構楽しいかも。

大的もなか
 読みは、おおまともなか。
 弓の的みたいに丸くなってます。

 で、由来は、種子島の新春行事「大的始式(おおまとはじめしき)」
 毎年1月11日に西之表市役所近くにある栖林神社(せいりんじんじゃ)で行われています。

 祭られている第19代島主種子島久基公は、サツマイモ栽培を全国に広めるきっかけを作った方です。

 島内の災難を払い無病息災を祈願して矢を放つのですが、「満つれば欠ける」という考え方により全部は的中させず、わざと一本外す習わしもあります。
 
 もち入りのあんこです。ううっ、力が出てきそうですね。
 

もなかデータ
♪ お店 酒井屋(西之表市)


おまけ
 種子島に行った12月上旬は、サトウキビの収穫と黒砂糖の製造が始まる時期です。
 この時期に、島内のスーパーに行くと・・・

 こんな感じで新糖が売られてます。

 
 種子島っていろいろな作物が栽培されているんですが、多くが島内消費されているようなイメージがありますね。