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かごんま最中ブログ

鹿児島県を中心にご当地最中やその他地域色豊かなお菓子を訪ねて記録していきます。ときどき県外武者修行編もあるよ。

よもぎ餅(南九州市頴娃)

2015年05月05日 | 最中以外のお菓子紹介


南九州市は東シナ海を望む頴娃(えい)までやってきました。

遠くに見えるは薩摩富士こと、開聞岳です。

そんな頴娃で期間限定のよもぎ餅を売っている酒屋さんがあると聞き、早速やってきました。

場所は、数年間に、よもぎ最中で訪問した同じ頴娃町石垣地区の小川酒店さんです。

一見、よくある酒屋さんなんですが店に入ると、よもぎ餅がところ狭しと置かれています。


なんと、ご当地の食べ方は、どろあめ(サツマイモを原料とする水飴)をかけていただくとのこと。
袋詰めのどろあめも併せて販売していました。

袋で売っているどろあめは初めて見ました。

最初、食べ歩きを希望したのですが、焼いて焦げ目がつけないといけないと店主に諭され、
かつ、よもぎの効能を書いた紙までもらったので家で食べました。


よもぎ餅を焼いて、どろあめをかけて食べたら素朴なあじわい同士、初めての食べ方でしたがとても合ってました。

ごちそうさまでした。


※冒頭の写真は食べかけではないですよー

カス饅頭(南九州市頴娃)

2015年05月05日 | 最中以外のお菓子紹介
5月の鹿児島はとても快適で大好きな季節です。

新茶もすでに摘み終わったお茶の産地、南九州市頴娃に行ってきました。

大野岳からの眺めを見たくて向かう途中に見つけた吉原菓子店。

さっそく、最中チェックに入りましたが見当たりません。

対応に出ていただいた、お店のおばあちゃんに尋ねたところ、

「昔は作っていたけど、今は尋ねる人もいない」

となんともこう歴史を感じるお言葉を頂戴しました。

そして、ショーウィンドウをのぞくと、「カス饅頭60円」と財布に優しいお菓子を発見。


包みには、かすてら饅頭と書いているのに素敵な省略具合です。
何となく買って食べたらカステラというよりも黄身餡がぎっしり入ったお饅頭。

カステラの気配がしない(;゜〇゜)ハッ だ、だからカス饅頭なのか!
謎が楽しすぎるお店でした。

近くの大野岳からの眺めです。開聞岳と池田湖がきれいに見えます。

よもぎ団子(指宿市宮ヶ浜)

2012年11月25日 | 最中以外のお菓子紹介
鹿児島市内から走ってくると、いつも指宿市街地の手前にある和菓子屋さん。
蜷川菓子店です。(「みながわかしてん」と呼びます。)

お店を除くとふかーい緑のおかしがお出迎えです。

蜷川菓子店の名物の一つ「よもぎ団子」です。


お菓子を一切れずつ、お店の名前が入ったセロファンで包むのって、
指宿のお菓子屋の特徴だとにらむ今日この頃。

お店の中は、たくさんの貝が飾ってあって、不思議な感じです。

で、後日というか、今、記事を書こうといろいろと調べていたら、
なんとこのお店、
大正2年(1913年)にできた、国の登録有形文化財(建造物)なんですね!
しかも今年で築100年!

いつも何気なく見ていた建物が実はすごかったという私的には大発見でした。
ただ・・・ううっ勉強不足


詳しくは、県のホームページを見てね!
http://www.pref.kagoshima.jp/ba08/kyoiku-bunka/bunkazai/bunka/documents/5900_20120214144510-1.pdf

角まんじゅう(霧島市周辺)

2012年06月03日 | 最中以外のお菓子紹介


 ある日、国分出身の母殿から「角まんじゅうが食べたい」とのオーダー。
 そんなわけで鹿児島中央駅地下にある国分本店の和菓子屋「とらや」さんに行ったところ、
 「姶良銘菓」なので、基本的にはおいていないとのこと。(お取り寄せは可能)

 それから日を改めて先日、霧島市で探してみると、だいたいどの和菓子屋さんにありました。
 あっ「角まんじゅう」とは、柔らかい落雁というかなんというか・・・お茶とよく合う和菓子です。

 そしてあの薩摩の偉人西郷隆盛ゆかりのお菓子でもあります。


 「とらや」本店(霧島市国分)にあった角まんじゅう


 「坂田金時堂」(霧島市隼人町)にあった角まんじゅう


 あと、霧島市国分の菓匠よしみや、霧島神宮駅近くの大塔菓子舗にもあります。
 あれ?写真がない??すいません。

 おもしろいのは、規格というか大きさや色はどこのお店もだいたい一緒で包み紙、模様でお店の個性が出ているようです。

 とこんな感じで、霧島市方面あちこち行けば出会える郷土のお菓子です。


養母まんじゅう(日置市東市来町)

2011年05月13日 | 最中以外のお菓子紹介
国道3号線から東市来町の鹿児島銀行のところで曲がり、道なりにずっーーーーーと進むとそのお店はあります。

初めてくる方は、こんなところに・・・!とびっくりするかもですね。

この楠菓子店さんの和菓子は、江口の物産館にも置いていますが、
ここ東市来町養母地区のお菓子「養母まんじゅう」は、ここでしか買えません。
おっと、その前に・・・
養母は,「やぼ」と読むんですよ!皆さん!

この故郷感たっぷりの包み紙に、ちょっとホッとするような。

このお菓子は、小麦粉や卵などの生地で白あんを包んで焼く「ホイール焼き」タイプですが・・・

この「養母まんじゅう」は、なんと白あんの中に栗が入っています。

ちょっとうれしい午後のひとときを約束する故郷のお菓子です。

お店の中には、道路向かいのパン屋さんのパン(練乳パンとかおいしそうでした)も置いてます。

♪ お菓子データ
 養母まんじゅう 1個105円
 取り扱い 楠菓子店