小学生のリース作り

小学４・５・６年生にリース作りを教えに行った。
月一でお花のレッスンに集まっている学校の先生たちの会のひとりの先生からの依頼だった。
図工・家庭クラブに入っている４．５．６年生１７人。
小学生に教えるのは初めてで、どんな反応かが心配で、大人に教えるより緊張した
校長先生との顔合わせを済ませて、家庭科教室の前で待っているとき、子供たちが寄ってきて、
’先生、こんにちは’’今日はリースを作るんですよねっ’って次々に声をかけてくれたので、
教室に入る前には緊張も和らいだ

一時間でとにかくお持ち帰りできるように作り上げなければならない。
かなり急いでやることになると思い、あらかじめ材料を一人分ずつに分けて
パックしておいてよかった
一生懸命作り方を聞いてくれて、かなり集中してやっていたと思う。
子供の発想は豊かで、私の見本は初めに見ただけで、
’自分の好きなようにデザインして作っていいのよ’と言う私の言葉をそのまま受け取って、
本当にひとりひとり違うデザインで、隣の子のマネをする子もなく、
自由にのびのびと作ってくれた　　

大人は、先生の見本があるとちょくちょく見て、大概見本と似たようなものに仕上がることが多い。
今日は、こっちが勉強させてもらった気分になった。
’よくできたと思う人～！’と聞いたら、17人中15人が元気よく手をあげた
嬉しそうにリースを抱えて’さようなら’を言う子供たちをみて、依頼を受けてよかったと思った。
今日は、明るくのびのびした子供たちと接して楽しかった

清水寺と共和国と・・おまけ付き

家から車で３０分ぐらいのところの山の中腹に清水寺というお寺がある。九州の清水寺。あまり派手な紅葉は見られないこちらの地域だが、所々に綺麗なスポットがあり、この清水寺もその一つで今日は人でいっぱいだった。が、今年は夏の雨が少なかったせいで、数少ない紅葉スポットが、何処もいまひとつ綺麗でないようだ清水寺でも、例年は真っ赤に染まるもみじの葉はちょっと茶色っぽかった。まぶしいほどの黄色に光っているはずのイチョウの葉は黄緑から黄色にさしかかったぐらいだった。車を駐車してから山道・階段を一キロぐらい上ってたどり着いた先にこの色をみて、ちょっとがっくりだったが、久しぶりに歩いたという気分になって気持ちはよかった
来年は夏に是非とも雨がきちんと降って、綺麗な紅葉を見たい。よろしく頼みます

　清水寺からまた車で１０分ぐらい行き、船小屋温泉にはじめて行く。今日入った温泉は’温泉共和国’というところ。ナヌという名前にちょっと動揺しながら入っていくと、受付は’入国’と書いてある。ますますだ。さらに先に進むと派手なアロハシャツを身にまとった、オジイサンたちがゾロゾロ歩いてくるではないか・・は？・・お風呂は本当の温泉だったから安心した　
’朝鮮人参入り温泉’と書いてある露天風呂に入る。色が茶色かった。ネットに朝鮮人参らしきものが沢山入って端のほうに浮いていた。５分も入っていたら汗がでてきた　山歩きの足の疲れは取れたようだし・・よかった会計は’出国’と書いてあった。しかし面白いところだった。アロハのオジイサン軍団は宿泊客だったらしい。売店でそれらしきアロハシャツが売られていた。なんだか夢をみているようだった・・笑った

帰りに家の近くの中華料理店に行く。レジで’くじを引いてください’と言われ、２枚引く。係りの人が一枚を開けると、’あーハズレです’とちょっとすまなそうに小さい声で言った　もう一枚を開けたら、”一等”という文字が見えて、’わーっやったー’と私が叫ぶと、’わーやりましたね！やっとでました！’とその人も興奮している　’ハワイですか～？’と聞くと、ニヤニヤしてなにやらレジの底のほうから券を取り出している。なかなかなんだと言わない。券をみせながら’これです’と。
”ディナー券５０００円分”と書いてあった。ま、いいか。一等は気持ちいい。
お寺と共和国だけでも結構満足だったのに、最後にいいオマケがついて、楽しい一日だった

写真はあんまり綺麗じゃなかったけど・・清水寺の庭園
　　　　　　　　　　　　　　　　　　（今年開創１２００年記念の年だそうだ）