ふわり綴り

不安定なアッチの続き。気ままに気に止まったコトをメモメモ。

石原銀行、金利を低くすれば価値があったのになあ。

2008-06-30 10:33:42 | 経済
御手洗減税wの方が気になる。
【税制】75歳以上の給与を"非課税"に--日本経団連が提言検討 [05/31]


【国内】新銀行東京、都議ら口利き500回 自民・衆院議員も
1 :海坊主φ ★:2008/06/28(土) 19:44:05 ID:???P
経営難から東京都が設立時に出資した1000億円の大半を失うことになった新銀行東京(新宿区)で、
特定企業への融資を巡り、都議らの口利きが計500回以上繰り返されていたことが、関係者の証言で
明らかになった。関係議員は都議会の与野党や自民党衆院議員に及び、融資の紹介のほか、

返済や手続きに関するクレームや問い合わせもあった。新銀行の運営を監視すべき議会のあり方が
厳しく問われそうだ。



関係者によると、口利きをしていたのは、都議会与党の自民・公明や野党の民主などに所属する現・元都議、
衆院議員、都幹部ら。05年4月の開業から07年末までに数十人以上に上ったという。

毎日新聞の調べでは、このうち少なくとも都議3人と衆院議員1人の政治団体が04~06年、口利きした
企業や社長個人から計22万~132万円の政治献金を受けていた。いずれの議員も口利きを認めたが、
献金との関連は否定している。

選挙区内にある会社への融資を口利きした与党都議は「困った人から頼まれれば口利きしてあげるのが当然。
貸す権限は銀行にあるので、議員活動として何の問題もない」と説明。野党都議も「銀行にはいくらでもそういう
相談があるんだから、議員が口を利いても全部受け入れるわけがない。それを圧力だと決めつけるのはおかしい」
と話している。

元行員によると、行内では3カ月に1回ほどのペースで開いていた「コンプライアンス委員会」で、特定企業への
融資などを紹介してきた議員名や件数などが報告されていた。審査の結果、融資が認められないケースも
少なくなかったが、委員会に報告されず融資の可否が決められた案件もあったという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080628-00000013-mai-soci
 新銀行東京は今月30日の株主総会で、1016億円の累積赤字を解消するための減資を提案する。承認されれば
都が設立時に出資した1000億円の大半が失われる。

都政に詳しい佐々木信夫・中央大教授(行政学)は「こんなことでは議会のチェック機能は働かない。都議の支援者を
助けるのみならず、支持拡大の道具として新銀行が使われたのではないか。新銀行の融資拡大路線を一緒になって
実践した感じがする」と話している。

▽新銀行東京の話 当行はさまざまな融資の紹介をいただいており、都関係者から紹介いただいたものもある。
どこの紹介でも通常の申し込みと同様の手続きを経て、厳正な審査をしている。加えて審査結果は行内の
コンプライアンス委員会に報告し、チェックを行うなど適正な融資確保に努めている。

【ことば】新銀行東京 東京都の石原慎太郎知事が03年3月、再選出馬の公約として設立を掲げ、
05年4月に開業した。都議会は04年3月末に都の1000億円出資を認めたほか、新銀行が経営難に
陥った今年3月にも400億円の追加出資を認めた。最大株主である都の出資比率は88%に達している

【石原銀行】税金滞納している企業にも融資?やっぱりヘンだよ新銀行東京…融資には政治家による非合理な「口利き」や不透明な申請も?
<やはり、おかしい新銀行東京 都民は徹底追及を>
(略)新銀行東京は融資焦げ付きが絶えず、毎期赤字を垂れ流した。結局、資本金1189億
円に対して、08年9月中間決算までの累積損失は1000億円を超えた。大失敗である。(略)
それで見切りをつけて、事業を畳めばいいものを、石原都知事は新たに400億円の出資を
東京都に求めた。
(略)
1951年、(略)経済が逼迫する中で中小零細企業への融資の道が閉ざされる事態が発生した。
そこで、東京都下の経済団体、東京都などが中小零細企業を対象とする銀行を設立する運
びとなったのだ。しかし、最終局面で東京都の商工会議所などが「東京都の出資は問題あり」
として、東京都を出資団から除外した。

「東京都が出資すると、銀行の経営が歪む」。これが東京都を除外した理由だった。なぜ、歪むのか。

公的セクターが深く関与すると、融資の実行にさまざまな圧力が加わるからだ。たとえば政
治家の口利き、斡旋だ。決して珍しいことではない。90年代に政府が導入した保証協会の
特別保証枠でも、そのたぐいが横行した。国民金融公庫などにも政治家の口利きは後を絶たない。

ちなみに、当時設立した銀行は東京都民銀行として存在している。

中小企業の資金繰り支援が必要ならば、公的セクターとしては保証制度を強化すればよい。
保証制度は公的信用補完であり、それによって既存金融機関は融資を実行できる。東京都は
保証枠を予算化するだけで済んだ。審査は既存金融機関が行うので、非合理な口利きや不
透明な申請案件は、一定、排除できたはずだ。
(略)
たとえば、ある経営コンサルタントがこんな話を披露している。

「顧問先で税金を滞納している企業にも新銀行東京は融資している」。健全な中小零細企業
にとって、資金繰り上の最後の砦といえる国民金融公庫ですら、税金滞納のケースでは融資
は承諾しない。(以下略 http://www.toyokeizai.net/business/society/detail/AC/d823433ae6736e4baf6a00372677ec1d/ )

41 :名無しさん@全板トナメ参戦中:2008/06/28(土) 20:47:02 ID:T2hFA6hU0
来年夏の東京都議選が楽しみだなwww
【石原銀行】 新銀行東京再建問題 与党の自公からの質問はほとんどなし 都民からは「議会がチェック機能を果たしていない」と批判の声
【自民党は税金投入大賛成!】新銀行東京への400億出資案 参考人招致・調査報告提出を自民拒絶で議会紛糾
【新銀行東京】都幹部「自民と公明の先生が『新銀行できればみんな貸してくれる』と言いまくってる」 TBS、内部音声スクープ
【速報】新銀行東京への400億血税投入、自民・創価学会(公明)の賛成で可決 予算特別委

追記
日曜のNHKニュースでは5月の1000万円以上の倒産が70件。
(@広島 二年二ヶ月ぶりの増加)
半数以上が、建築・建設業界だったそうだ。

そして、米国の不動産業界もあまりの物件の売れ無さに、
一件家を買えば、もう一件ただでついてくるというW商法に走る所も。

米国でも日本でも、在庫がどこでも悩みの種というのは同じ。
(金融機関が、家を買う資金の貸し出しの対象者を絞り込んでるという事情もある。)

さて、これだけ需要不足が日本に限らず先進国各地で起こっているのに、
いまだに、供給の向上、生産力のUP、生産の効率化が、至上命題で、
グローバル競争wに勝ち抜く為の、骨太の方針に縋り付く政府やマスコミって、
いったい何を目標にしてるのだろうか。

【コラム】新卒技術職・研究職の深刻な「採用」氷河期の到来[06/27]
1 :依頼@サルモφ ★:2008/06/29(日) 02:06:28 ID:???
 新卒技術職・研究職の深刻な「採用」氷河期が到来したようだ。

 採用コンサルタントとして、私が企業から受ける相談の3分の1は「機電系の学生を
採用したいんですけど…」というものだ。ほんの5、6年前までは考えられなかった
事態だが、現在の日本企業がおかれているビジネス環境を考えれば当然のこととも思う。

 私が相談に乗ってきた企業の人材採用にかけるコストの中央値は、
文系総合職・事務職であれば、65~80万円/人という水準だ。それに対して、
技術職・研究職は120万円程度まで跳ね上がる。

 お金と時間をかけなければ、優秀な理系学生を採れなくなっている。それが現在の
採用市場の現状のようだ。理系学生の採用にお金と時間をかけることは間違っていないが、
技術職や研究職が居心地良く誇りを持って働ける環境を作ることにこそ、採用活動以上に
お金と時間を使うべきだ。

 市場において、需要と供給のギャップは「神の見えざる手」によって調整される。

(1)理系人材に対する需要量が供給量を超過
(2)理系人材が就職に有利になることで、理系を選択する学生が増加
(3)需要と供給のギャップが解消

 単純に上記のようなプロセスで、需給のギャップが調整されればいいのだが、そうはならない。

 その気になれば、どこでも就職できるようになったこの時代、就職に有利なだけでは
学生は理系を選択しない。有利になる就職先が魅力的かどうかが重要なのだ。
今の「採用」氷河期は、根本的には技術職・研究職として就職することの魅力が
相対的に低下していることから生じている。

引用元【全文はリンク先参照】
http://www.toyokeizai.net/life/rec_online/success/detail/AC/f817420ffbb890d52c48f234712613e6/page/1/