きょうは、くろの初命日です。くろは、お星様

になって、お月様で1歳のお誕生日を迎えました。くろは、いま天国でどのように過ごしているのでしょうか・・・。
生後1ヶ月くらいでくろは我が家の家族になりました。地域振興券を使って、ももと1日違いに、今はなくなってしまったホームセンターで購入された子です。ホームセンターのペットコーナーのこうさぎのゲージの中に他のこうさぎたちと一緒にくろはいました。黒い子はこの子1匹だけでした。
当時保育園の年長だった娘が「この黒い子がいい。」と即決。黒いので“くろ”。なんて安直なネーミングなんでしょうね。
つれて帰ると、お尻にウンチをつけていました。うさぎの飼育書には、そのような子は避けるように(選ばないように)書いてあったので、飼い始めてしばらくの間は毎日ゲージを覗いては生きているだろうかとはらはらしていました。
くろはとてもきれい好きな子で、もものようにお尻を汚すこともなく、お風呂に入ったのは来た当初の1回きりでした。
耳も長くすらりとした鼻筋の通った美形のうさぎだったと思います。気位も高く、ももに自分が上位であるとマウンティングをしてました。
私たち人間の前ではとてもいい子で、悪いことはしません。でも、見ていないところではももの体半分の毛をカットしていたり、ソファーに大きな穴を開けて潜り込んだりしていました。くろの裏を見たような気持ちがしたものです。
公園での散歩、雪の上にも出してやったことがあります。
フローリングが大の苦手で、タオルの上が大好きでした。ももをお風呂に入れて振り向くと、お風呂上がりのもも用に広げたバスタオルの上にくろが気持ちよさそうにくつろいでいたこともありました。
いろんな思い出をつくってくれたくろ。病気がわかり手術を終え、これから元気になろうねと言っていた矢先、くろはガンの転移でお月様に帰ってしまいました。
うさぎの5歳半は、長いのか短いのかよくわかりません。でも、もっと長生きしてほしかった。
今、ももは6歳半。動きも鈍くなり、少しの寒さで体調を崩しやすくなりました。きょうも食欲不振が再度あって通院してきました。明日も通院です。
我が家にとって、もも・くろはペットではなく、家族の一員です。一日でも長く一緒にいたいと思っています。
夫は、くろが亡くなったあと、くろの回想記を書きました。その回想記はくろの写真の前に供えてあります。とても優しい気持ちがあふれている文章ですが、私は一度読んだきりで、その後は読んでいません。なぜなら、読むと涙が止まらなくなるから・・・。