夕方、雨が降った。西の方は青空が覗いている。
久しぶりの夕立だと思いながら、買い物へ。
その帰り道、前方にきれいな半円を描いた虹が見えた。
車を脇に寄せて、娘と見入った。
「私小さいとき本当に渡れると思ってた。科学の本で虹のことを読んで渡れないことがわかったらがっかりしたよ。」と娘が話し出す。
「きれいだね。お父さんに見せたいね。」
急いでうちに帰り、デジカメで撮影したのがこの写真。
「電線がなかったらもっときれいなのに。退きで撮れたらきれいな半円ってわかるのに。」と仕事から戻った夫に話す。
本当に久しぶりにあんなきれいな虹を見たのは。
いいことがありそうな気持ちになった。