momo,nice days (&nana,チビ太)

里親募集で引き取ったmomo(♂)、nana(♀)、街中で拾ったチビ太(♂)と飼い主の4人(匹)家族の毎日。

関節リウマチの治療事情

2013-03-29 22:32:46 | 健康

関節リウマチの新薬で「トファシニチブ」という経口剤が承認されたそうです。
関節リウマチの成人患者のうち、中程度から重程度の症状で標準治療薬のメトトレキサート(リウマトレックスなど)で効果が十分得られない患者さんに対応する薬だとか。
☆素人の解釈なので勘違いがあるかも。 

現在はそういった薬はもっぱら生物学的調剤(注射が多い)の出番ですが、トファシニチブは経口剤なのが特徴です。
経口剤なので薬価も安いのかなと思っていたら、かなり高額で生物学調剤と変わらない月20万円程度かかるらしき。
うーん、うーん・・。
関節リウマチはここ10年で良い薬がいろいろ出てきていますが、そうした薬は薬価が半端なく高いのです。
どういうケースでこうした高額な薬が使われるかというと、標準治療薬のメトトレキサートでは進行を食い止められない患者さんに対し、初期の段階から適用することが多いので、けっして少数の患者さんだけにあてはまるケースではありません。
私だってメトトレキサート(リウマトレックス)が効かなくなったら、生物学的調剤になる可能性は十分あります。

以前は関節リウマチの治療代が特段に高額になるということは少なかったそうですが、良い薬が出ると同時に治療代が高額になってしまい、金銭的理由から(生物学調剤の)治療を諦めざるをないという患者さんもとても多いそうです。
昔は薬がなくて症状が悪化、現在は薬はあっても金銭的理由で症状が悪化・・。これ、もの凄くもの凄く切ない状況です。

高額医療費制度があるじゃない、と言っても、微妙にひっかからないこともありますし、毎月6~8万の治療代というのはかなり痛いですよね。

たまたまですが今週、行きつけの美容院のスタイリストさんのお母さんが関節リウマチ、仕事先のスタッフが関節リウマチ、と知りました。
関節リウマチってけっして珍しい病気ではありません。
早期発見であるほど医療費も安く済む可能性が高いですから、ちょっとでもおかしいと思ったら専門医の扉をたたいてください。最初にどこで診ていただくかがとても重要な病気でもあるのです。


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