momo,nice days (&nana,チビ太)

里親募集で引き取ったmomo(♂)、nana(♀)、街中で拾ったチビ太(♂)と飼い主の4人(匹)家族の毎日。

猫を飼うまで

2009-02-13 11:17:27 | momo・nana・チビ太が来た頃(ピックアップ)
momoを引き取ったのは昨年11月ですが、私なりに長い経緯があります。

10年ほど前でしょうか、仕事を終えて駅から自宅に戻る途中、猫の鳴く声がします。
探して見ると、子猫が鳴いて呼んでいます。丁度雨の日でした。
自宅はマンションですし、猫を飼ったこともないし、汚れているように思うし、可哀想なリにそのまま行き過ぎしようとしましたが、私の後をついてきます.
なんだか可哀想で可愛くて、一晩だけと思い、連れて帰り体を拭いてミルク(人間用)をあげました。
子猫は体を拭かれても逃げもせず、おとなしくしています。
トイレはどうしたらいいかわからなかったのですが、テイッシュを丸めお菓子の箱に敷き詰めて置きました。
藤のかごがあったので膝掛けを敷き、ベッド代わりにし寝かせました。

そのまま一晩過ぎ、朝起きると、子猫はいたずらをするでもなく静かに様大人しいままにしています。
私も仕事に出なければならないため、心配ながら、朝自宅を出るときに子猫もいっしょに外に出しお別れをしました。

気にはなりましたが忙しさに子猫のことも忘れ、夜、自宅に戻りマンションのエントランスに着いたら、また子猫の鳴き声がします。
エントランスの陰に隠れて、朝放した子猫が私を待っていたのでした。

それからしばらくは、夜になると隠れて待っている子猫を家にあげ、朝は外に出すという日が続きました。
ただ、当時は会社に勤めており”24時間働けますか”状態で、出張も月に数度あり、子猫を飼うことは出来ない状況でした。
で、週末には出張が控えていました。
迷いましたが、出張明けまた子猫と会えることを願いつつ、出張当日、いつもベッドにしている藤のかごにご飯を余分に入れ、あまり人が通らない建物陰に子猫といっしょに置いて出ました。

出張から帰るとすぐ、家にも上がらず子猫を探しにいきました。が、子猫はいません。藤のかごもご飯(缶詰め)の痕跡もありません。多分、捨て猫と思われたのでしょう。どなたかが拾われたのだと思います。(可愛い人になつく子猫ですから、可哀想と思った方が拾ってくださったのだ・・・と自分に言い聞かせています。)

今から思うと、なぜ家にずっと置いておかなかったのかと子猫に申し訳ない気持ちで一杯です。
でも、きっといい方に拾われて幸せになっているんだと思っています。今では10才くらいになって、何処かのお宅で幸せになってるよね、猫ちゃん。
(子猫には名前も付けなかったほど、ほんとに短い付き合いだったんですね)

それ以来、いつか猫を飼える環境になったら、あの子猫の分までかわいがるんだと思っていました。
2年前、会社を辞め独立しました。
独立し1年間は余裕もなかったのですが、環境も落ち着き、(やはり日中は自宅を留守にしますが、出張はなくなるので)今なら猫も飼えるかなと思い、里親募集でmomoをいただくことになりました。

そのあたりの経過などはまた改めて。


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