2013年6月23日(日)沖縄戦で家族を失った悲しみを歌った沖縄民謡の名曲「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の歌碑が作詞作曲した比嘉恒敏さんの出身地、本村楚辺のユウバンタ内に完成しました。
「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の歌碑除幕式で歌碑建立実行委員長の池原玄夫氏は、「この歌碑が、世界中に戦争の悲惨さと平和の尊さを発信する祈念塔の役目を果たしてくれる事を願っております。」と挨拶しました。
除幕式では、恒敏さんの娘4人でつくるコーラスユニット「でいご娘」の皆さんによる演奏に合わせ、「艦砲ぬ喰ぇー残さー」の合唱が行われました
「艦砲ぬ喰ぇー残さー」は、笑いを誘う歌詞や軽快なリズムの中に、家族を失った悲しみや平和を願う心を歌い、多くの人の共感を呼びました。実行委員長の池原玄夫さんは「一人一人の中に艦砲のような物語がある。この歌が子や孫の時代になっても歌い継がれてほしい」と語りました。歌碑の側にあるボタンを押すと歌が流れます。
読谷村下水道発祥の地の石碑