木炭譚 -Small is beautiful and useful-

環境文化の実践ブログです。大量生産大量消費大規模流通では得られない時間、空間、人間の3つの「間」を大切にした実践日記。

ポトス&ヘデラを植える

2013-07-10 16:36:19 | 炭de緑化
先日作ったペットボトルプランターにポトスとヘデラを植えます。培土は木炭100%です。
1)水槽にプランターを並べ、植物を入れる。


2)水に沈むまで水に浸けておいた木炭を、根が真ん中にくる様にしてプランターに入れる。


3)水槽からプランターを出し、木炭がプランター内に均一に入っているかチェックする。葉に着いた木炭は洗い流し、受け皿のガラス容器に納めて完成。

根くらべ:三根指帰

2013-07-09 20:36:18 | 炭de緑化
登場人物
根本居士:根性の居士
自ら水根君:生まれてまだ数日のヘデラの赤ちゃん根。(写真1)
土が培う根君:このポトス、園芸店で購入したの根。(写真2)
炭に住む根君:このポトス、木炭を住処にして1年経った根。(写真3)
写真1 水根

写真2 土根

写真3 炭根


「根本居士」:これから「自ら水根」君、「土が培う根」君、「炭に住む根」君にそれぞれ自分の根圏環境を語ってもらいます。君たちは根っからの兄弟なのだから喧嘩はせずにいい根性を示してくれたまえ。君達のような白い根は健康な証拠だよ。それにしても生まれたての「自ら水根」ちゃんは可愛いネ。
「土が培う根」:根本居士さん、依怙贔屓してる。では、僕から。ぼくはいい土に培ってもらっています。根は水分や養分を吸収しますが、呼吸もしているので空気がたくさん欲しいんだ。だから保水性も大切だけど排水性や通気性もある土が好きなんだ。少し専門的な言葉になるけど、重力水はすぐに排水されて毛管水はいっぱい残っていて欲しいんだ。こう言うとすごく繊細なんだな?と思われるかもしれないけれど、いざとなるとコンクリートだって岩だって割ってしまうチカラ持ちなんだゾ。
「自ら水根」:僕は「土が培う根」君のように、おミジュを探しに遠くまで行かなくてもおミジュがお隣にいつもいてくれるので楽をしているんだ。だからチョット太目?
「炭に住む根」:僕は炭の中に細い根を伸ばして入っていくんだ。ホースで水をかけられたくらいでは切っても切れない仲なんだ。「土が培う根」君が言っていたけど、炭の保水性、通気性、排水性は抜群なんだ。もっと農地にも木炭を入れてくれたら僕たち根っ子だけでなく農作物もモット健康になるよ。それに僕が住んでいる木炭の作り方ならカーボンマイナスになって地球温暖化防止にもなるんだけどこの話はいずれ根。
「根本居士」:「根の性質」略して「根性」。根圏環境に適合して逞しく生長するのが根性だ。みんないい根性をしているぞ。

プランターを作る(1500ccペットボトル使用)

2013-07-06 13:43:10 | 炭de緑化
1500ccのペットボトルを使ったプランターです。
1)昨日紹介したものと同じ方法で作ったものです。受け皿はピッタリのプラスティック容器が百円ショップで売っています。


2)屋外用吊るしプランター:上記のプランターを紐で「瓢箪結び」で吊るします。


3)サイズの違うプランターを使いました。インナーの底に排水孔、側面に通気孔をあけます。アウターはそのまま受け皿です。


プランターを作る(500ccペットボトル使用)

2013-07-05 15:44:01 | 炭de緑化
「炭de緑化」を10鉢つくります。観葉植物はポトスとヘデラです。
まず、ペットボトルでプランターをつくります。
1)糸鋸などでペットボトルの胴体を切ります。切り落とした底の部分をプランターの受け皿にすることもできますが、今回は百円ショップで購入したガラス容器を使います。次にキャップの部分を切り落とします。また、排水孔になる部分にスリット状の切込みを入れておきます。プランターの上部になる切り口はハサミを使ってキレイに仕上げます。


2)通気孔をキリ、鉄ヤスリなどであける。


3)スリット状の切込みにプラスティク状のメッシュを差し込んで排水孔を作る。


4)受け皿にプランターを差し込んで完成です。プランターの膨らんだ部分がピッタリとはまります。


5)蛇足ですが飾り結びをつけました。プランターの中は木炭なので黒くなるので、飾り紐は「黄色」。野球ならタイガース、サッカーならドイツのドルトムントのファン向きですね。


6)ペットボトルの底部を受け皿にした場合です。ガラス容器を受け皿にする場合に比べて重心の位置が高くなるので風などでヒックリかえってビックリになるかも?


7)プランターに入れる農地の土壌改良資材として施用されている木炭(生産者:青い森國土保全協同組合)は水洗いし、水に浸けて置きます。