21日が経ちました。残念ながら実験が失敗に終わりました。改めて「スギ炭の物理性」と題して排水性と保水性の両方を併せた実験を気を取り直して始めます。
この実験ではスギ炭と園芸土の重量の経時変化を測定し、減った重量を保水量とし、両者の保水性を比較することを目的としていましたが、今日の測定で両者とも重量が増えてしまったのです。実験管理がズサンでした。失敗の原因として3つのことが考えられます。
1)降雨が直接入ってしまった。(降雨時と夜間は蓋をしていました。)
2)スギ炭、園芸土共に乾燥が進んだので、空気中の湿気を吸った。
3)写真のように蓋をした試料をケースの中に入れていた時に降雨があり、容器の底部にある排水用の孔から水を吸ってしまった。(これかな?まるで「頭かくして尻かくさず」)
10日が経ちました。木炭も園芸土も毎日同量の水分の蒸発を続けているようです。まるで運動会の「玉入れ」の玉の数を数えているようです。「白勝て!赤勝て!」ではなく、黒組を応援しています。
7月20日 黒組:385g
7月20日 土組:885g
東京は猛暑襲来ですが津軽はまだ梅雨の中だそうです。灌水設備のない普通の畑では、夏に2週間も雨が降らなかったら「日照りの時は涙を流し」です。畑の土壌は梅雨時の雨を保水する能力が高いにこしたことはありません。それでは実験です。木炭に水を浸み込ませ畑の土(作土)の厚さに相当する18cmの木炭(1リットル)を、底に孔をあけたペットボトルに入れました。これから重さを計っていき、重量が減らなくなったら作物の根が吸収できる水分がなくなったと解釈します。比較のために一般の園芸土でも同じことをします。なお、容器の重さは30gでした。
7月12日 木炭:480g
7月12日 園芸土:980g
7月10日 木炭:525g
7月10日 園芸土:1020g
底に孔をあけたペットボトル容器に農業の土壌改良資材として使われている気乾状態の木炭を50g入れました(写真1)。炭材はスギです。
写真1
写真1のペットボトル容器に底の孔から水が流れ出るまで水を注ぎ、流れ出る水が無くなってから重さを計ると240gになっていました。
50gの木炭に190gの水が保水されたことになります。その保水能力は自重の3.8培にもなりました(写真2)。ちなみに普通の園芸土で同様の実験をすると、気乾状態で200g、保水状態で350gになり、保水能力は自重の0.8培でした。日照りが長く続く農地の土壌改良にピッタリですね。「炭de緑化」で観葉植物を育てれば水やりの回数大幅削減。
写真2
この実験ではスギ炭と園芸土の重量の経時変化を測定し、減った重量を保水量とし、両者の保水性を比較することを目的としていましたが、今日の測定で両者とも重量が増えてしまったのです。実験管理がズサンでした。失敗の原因として3つのことが考えられます。
1)降雨が直接入ってしまった。(降雨時と夜間は蓋をしていました。)
2)スギ炭、園芸土共に乾燥が進んだので、空気中の湿気を吸った。
3)写真のように蓋をした試料をケースの中に入れていた時に降雨があり、容器の底部にある排水用の孔から水を吸ってしまった。(これかな?まるで「頭かくして尻かくさず」)
10日が経ちました。木炭も園芸土も毎日同量の水分の蒸発を続けているようです。まるで運動会の「玉入れ」の玉の数を数えているようです。「白勝て!赤勝て!」ではなく、黒組を応援しています。
7月20日 黒組:385g
7月20日 土組:885g
東京は猛暑襲来ですが津軽はまだ梅雨の中だそうです。灌水設備のない普通の畑では、夏に2週間も雨が降らなかったら「日照りの時は涙を流し」です。畑の土壌は梅雨時の雨を保水する能力が高いにこしたことはありません。それでは実験です。木炭に水を浸み込ませ畑の土(作土)の厚さに相当する18cmの木炭(1リットル)を、底に孔をあけたペットボトルに入れました。これから重さを計っていき、重量が減らなくなったら作物の根が吸収できる水分がなくなったと解釈します。比較のために一般の園芸土でも同じことをします。なお、容器の重さは30gでした。
7月12日 木炭:480g
7月12日 園芸土:980g
7月10日 木炭:525g
7月10日 園芸土:1020g
底に孔をあけたペットボトル容器に農業の土壌改良資材として使われている気乾状態の木炭を50g入れました(写真1)。炭材はスギです。
写真1
写真1のペットボトル容器に底の孔から水が流れ出るまで水を注ぎ、流れ出る水が無くなってから重さを計ると240gになっていました。
50gの木炭に190gの水が保水されたことになります。その保水能力は自重の3.8培にもなりました(写真2)。ちなみに普通の園芸土で同様の実験をすると、気乾状態で200g、保水状態で350gになり、保水能力は自重の0.8培でした。日照りが長く続く農地の土壌改良にピッタリですね。「炭de緑化」で観葉植物を育てれば水やりの回数大幅削減。
写真2