勿怪の幸い。

福長千紗の制作日記とあれこれ

型を抜く。

2013-08-04 15:42:38 | 制作日記
本日の作業は型を抜く、という事。
紙粘土を練り、中途半端に余った木粘土をまぶし、人形のパーツをぐにゅっと押し付ける。
乾くと歪みがでるので、ある程度の厚みがいる。
複製品を作るためではなく、サイズを合わせるためだけの型なので、細部の造形は、もちろん鈍い。
今から作るのは人では無いのでぎこちない方が思っているイメージにちかい。
なので球を入れた状態で抜いたが、本当なら、腕や足、胴体は切断する前の方がいい。
球は別にいれるのが正解。
と、偉そうそうに書いてみたが、シリコンで型を抜く、という作業が、私に全く向いていなかった為にこうなった。
お友達(そんなに親しくも無いのに、図々しく頼んだ)に時間を割いてもらい、習ったというのに、自分でやったらなんかベタベタするし、色々なぎ倒すし、事件しか起きなかったのだ。
原型もベタベタして、ふいてもふいてもダメだった。
こういう事をしていると、器用な人なのだと思われがちだが、残念な事に私は不器用極まりない。
できる事がかぎられている。
したがって、自分に出来る範囲で創意工夫をせざるを得ない。
この紙粘土の型は、推奨出来るようなものではない、とだけお知らせしておく。
あんまやらない方がいいよ。

難儀な事であるなぁ。。。


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