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CDのレビューとかなんとか

The Years of Decay/Overkill

2015-03-27 00:09:15 | レビュー

<List>
1. Time to Kill
2. Elimination
3. I Hate
4. Nothing to Die For
5. Playing with Spiders/Skullkrusher
6. Birth of Tension
7. Who Tends the Fire
8. The Years of Decay
9. E.vil N.ever D.ies

<Member>
Bobby "Blitz" Ellsworth(Vocal)
Bobby Gustafson(Guitar)
D.D. Verni(Bass)
Sid Falck(Drums)
 
1989年リリースの4th。ジャケットは髑髏蝙蝠(ドクロコウモリ)の館。
 
2ndの"Taking Over"、3rdの"Under the Influence"、"The Years of Decay"と並べた時、2ndと3rdの間に音楽的飛躍が伺えます。この4thは3rd同様安心して聴く事が出来ます。ただ、Bobby "Blitz" Ellsworthの声のクセがダメな人にはダメでしょう。
 
クセのあるBobby "Blitz" Ellsworthのボーカル、特徴的な太くてバリバリいうD.D. Verniのベースが彼らの基礎でしょうが、楽曲へ色を添えているのはBobby Gustafsonのギターだと思うのです。実はこの後は音楽的趣味が他に移ってフォローしていないのですが4thアルバムリリースした後Bobby Gustafsonは脱退、バンドはギターを2人加入させてツインギターとしたそうですが、どうもあまり評判が良くないようです。
 
一本調子にならないよう、いろいろ工夫している事が判ります。ファストなスラッシュナンバーから始まり、"Playing with Spiders/Skullkrusher"では複雑かつドラマティックな大作に挑戦しています。
 
そしてアコースティックギターをバックに"The Years of Decay"がこのアルバムの中で異彩を放っています。途中から曲調がスラッシュメタルに変わります。
 
そして最後は複雑な曲展開を見せる"E.vil N.ever D.ies"で締めます。
 
この作品を最後に脱退するBobby Gustafsonは今何をしているのでしょうか?


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