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CDのレビューとかなんとか

Dizzy Up the Girl/ Goo Goo Dolls

2015-02-06 19:35:00 | レビュー

<List>
1. Dizzy
2. Slide
3. Broadway
4. January Friend
5. Black Balloon
6. Bullet Proof
7. Amigone
8. All Eyes on Me
9. Full Forever
10. Acoustic #3
11. Iris
12. Extra Pale
13. Hate This Place

<Member>
Johnny Rzeznik(Vocal, Guitar)
Robby Takac(Vocal, Bass)
Mike Malinin(Drums)

1998年リリースの6th。彼らのピークはこのアルバムでしょう。前作も次作も良いのですが、こちらの勝ちです。「ポップだ」、「へヴィーだ」、「テクニックが凄い」だの言う前に全ての曲がとても良いのです。

3人編成ですが、キーボードやストリングスを加え、アレンジも工夫されています。ツアーではサポートメンバーを加えて再現しています。

"Slide"はアコースティックギターリフの中を軽快に進んでいく爽快な曲です。

"Black Balloon"はアコースティックギターで静かに始まり徐々に盛り上がっていく感動的な曲。

"Bullet Proof"は金属的なリフから始まる少しメタリックな曲。でもメタルではない。

"Iris" はこのアルバムの中のハイライトでしょう。アコースティックギターを中心に、ストリングスが盛り上げる中、Johnny Rzeznikの熱唱が心を揺さぶる曲です。映画のサウンドトラックにも収録されヒットしました。本当に良い曲です。グラミー賞にもノミネートされまし た。

"Hate This Place"は題名とは異なりポジティブな空気を運んでくれる最後に相応しい曲です。

アルバ ムを通して感じるのはアコースティックギターがかなりの部分を占めている事と、ごく短く簡単なものだけど、ギターソロが効果的に使われている事。そして思 う事は、ジャンルは何でも良いからミュージシャンはとにかく良い曲を作り、リスナーは良いと思ったら評価してあげなくてはいけないと思いました。

"Dizzy Up the Girl"は良い物は良いと評価するアメリカでは500万枚売れましたよ。ここ日本ではどうですか?


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