【 歯医者さんとわたし 】
今日、およそ8ヶ月ぶりに歯医者さんに行きました。
先週から微熱が続き、体もだるく、疲れやすかったのですが、
土曜・日曜と奥歯の銀歯に激痛が走り(銀歯の中がめちゃ痛かった)、
歯茎の内側か大きく腫れてかちんこちんになり、
痛みからなのか気持ち悪くて仕方がなくなったため、
本日、会社を休んで地元のかかりつけの歯医者さんに急患で診て頂きました。
特に歯茎は、
「こんなに腫れて、しかもかちこちに硬くなってるなんて
今度は一体、どんな病気になってしまったのだろう
あと少しで今年も終わるってのに、また入院&手術かな~

」
なんてかなりへこみ、半泣きになって病院へ

むかいました。

だけどもだっけ~どっ
なぜか先生に診て頂く頃には痛みがだいぶ治まっていて、
「たたくと痛む&しみる」「気持ち悪い」程度になっていました。
「痛む歯」のみレントゲンで診ていただいたものの、
これと言って原因がわからず。
ただ、うっすらと影があることから
細菌感染による炎症をおこしているのだろうと言う事で、抗生剤の
ケフラールカプセル250mgを1日3回・3日分処方してもらいました。
そして、わたしがあんっなに怯える原因をつくった歯茎の腫れは、
なんと

ただの『骨』だったのでした。
チャン・チャン
あ~、なんたるや勘違い、否、無知の極み。お~はずかしぃ~
先生、ごみんなさいっ
そしてあとは知覚過敏のところを「しみ止め」してもらって、
もう1箇所虫歯があったので、次回(来年1月)の予約を入れて終了です。
ところで、わたしは歯医者さんが大っ嫌いでした。
幼少の頃の体験がトラウマになっているのだと思います。
当時、歯医者が怖くてしようが無いわたしは、
体が小さいのをいい事に、ドリルが回っているにもかかわらず
先生の体をすり抜けたりしたものですから治療にならず、
手かせ・足かせをはめて治療しなければなりませんでした。
今思えば、完璧にわたしが「悪い子」だったんだからしょうがない

と
言えるのですが、当時のわたしには、
「歯医者=ただひたすら怖いところ」以外の何者でもありませんでした。
しかも、あの独特のにおい、機械の音、他の子供の泣き声・・・。
そして何よりやっぱりただ「痛い」だけの治療。
その時のおじちゃん先生に、
「お前の歯は猿の歯みて~だな。」と言われて傷ついてみたり。
ま~、あんだけ暴れりゃ~猿にも見えたでしょうがね。
逆に、よく診療拒否せず診てくれたものです。
あとは、高校生の時に通っていた歯科の女医が
わたしの頬の内壁をハンドリングミスでドリルで削ったにもかかわらず
一切謝罪せず、開き直ったのも印象が悪かった。
「こんなの良くある事なのよ。大した事じゃないわ。」と。
え~、だって、かなり出血していたし、痛かったよ~。
でも高校生のわたしはなんにも言えなかった。
そんなわたしにも、月日が経ち、全信頼のおける歯医者さんが現れました。
クリーニング工場で働いている時の後輩に紹介してもらった歯科は
会社からも家からも近くて通いやすそうだったのですが、
行ってみると先生がとっても丁寧で、紳士的で、治療の説明も細かく、
とってもとってもと~っても・やさし~んです
もう、わたしは幼稚園児にでもなった気分
ちょっとだけ歯を削る時のような、痛みを伴う治療の時も
常に優しく気遣うように声を掛けてくれるので、
つい、がんばっちゃう。我慢できちゃう。
わたしの実家は全員ここに来ていますし、主人も子供も勿論ここです。
好き好んで歯医者に行きたいとは思いませんが、
引越しをした今でも、車で通える距離にあるので通院しています。
とてもいい先生にめぐり合えたので、
引越し先で新しい歯医者を探す気になりません。
この歯医者は先生がお一人しかいらっしゃらないので
非常に混み、予約がスグには取れないのですが、
がんばって通って

、歯の健康

も気をつけなくっちゃ。
そうそう、今日の治療で
「歯をがんばって磨きすぎちゃって削れてますね~。」
と言われましたが、歯磨き粉って、ほんとに少量でいいんですってね。
それと、ごしごし強く磨きすぎてはいけないとも言われました。

歯磨き粉の量が多かったり強く磨きすぎると、
歯磨き粉の研磨剤で歯を削りすぎてしまうので良くないそうです。
わたしだけでしょうか。
こんな「いまさら」な事に、とっても感心してしまうのは。
歯医者さんの診療代(レントゲン有り) 2500円(社保)
抗生剤1日3回・3日分 440円