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キャッスルマン病とわたし。

稀少難病『特発性多中心性キャッスルマン病』になってしまったわたしの日々。
夫・Uさん&チワワに支えられて。

moco's モットー

病気でも
☆元気☆健康☆長生き☆

“全身性キャッスルマン病”
“舌白板症”
“子宮内膜症”

三病息災LIFE

転院 ~診察通院と点滴治療通院・1~

2018-03-23 | キャッスルマン病のこと。


全身性キャッスルマン病という
特殊性の高い
病気になったわたし。

地元の開業医さんから始まった
“病院わらしべ長者”の終点は
自宅から
バス1本、電車4本を乗り継ぎ
片道およそ2時間掛けて
ようやくたどり着く
大学病院でした。

電車の乗り継ぎは
全ての駅に連絡通路がある
というわけには行かず、
改札を出てから次の改札まで
5分ほど歩いたり、
乗り換える際に
エスカレーターもエレベーターもない
階段オンリーの駅もあり、
体力がある行きはいいけど
アクテムラの後は最悪で。

毎回ではないけど
点滴後に疲れが溜まって
フラフラしながら
乗り換えの為の階段を
一段ずつ、
亀速度で一歩一歩
周りの人の好奇の視線に晒されながら
手すりにすがりつく様にして
時間をかけて
ゆっくり登るものの、
登りきったところで
しばらく立ち止まって休まないと
次の一歩が出てこないような事も
私の場合は、
しばしばあるのです。

健康な人からしたら
ナニ甘えたこと言ってんの?
って思う人もいると思います。

なんでだろうって
自分でも思います。

だって、
点滴の通院と言ったって、
採血と採尿して、
体重・血圧・バイタル計って、
看護師さんに問診して貰って
先生に診察して貰って
点滴の間は
ベッドで寝てるだけなんでしょう?
後は待ち時間が長いって言ったって
座ってるだけでしょう?
ってね。

でもね、
往復4時間、
満員電車に揺られ、
電車の乗り継ぎで
体力を使い果たした後に
今度は
長時間じっと座り
耳を研ぎ澄まして
いつ呼ばれるのか待つのも
案外、疲労につながるのですよ。

それにね、
点滴を打てば気分爽快!
パワーチャージ完了!
なんて事もない。

むしろ、
点滴の途中から頭痛が始まる
なんて事も結構あるし。

大学病院では
キャッスルマン病の他に
口腔外科・内分泌科も通院してるけど、
点滴がない科の受診では
帰路に点滴後ほど
具合悪くならないんですけどね。

去年
地元に戻って来て
再びお世話になっていた
大学病院に通院する様になり、
元々
若い時分はまだ良いけど
歳をとったら通院キツイなと
思っていたので、
思い切って
新しくお世話になっている
主治医に相談した所、
転院先を見つけましょうという
流れになったのです。

続く

指定難病の下調べ ~5・重症度分類に該当しなくても~

2018-03-22 | キャッスルマン病のこと。
いざ、
指定難病を申請しようと
臨床調査個人票を印刷して
読んでみた時、
あれ?
身体的な症状が重症度分類に
当てはまらない?!
指定難病に該当しないの?!
と思ってしまった方も
いらっしゃると思います。

特発性多中心性キャッスルマン病が
指定難病に入ったからといって、
その全ての患者さんが
該当するとは限りませんが、
難病情報センターのHPにも
書かれているように、
身体的な症状が当てはまらなくても
アクテムラ等の
高額な薬物治療をしている場合
医療費の助成対象となる場合があります。

心配な方は
ご自分の目で
難病情報センターのHPを確認したり、
管轄の保健所に問い合わせたり、
通院先の病院の相談室や
地域連携室の
ソーシャルワーカーに相談できると
安心ですね。😌

以下、
難病情報センターより
ざっくり抜粋。

参考になれば幸いです。☺️

※画像をクリックすると大きく表示されます。

【軽症高額該当について】

症状が重症度分類などに該当しない
軽症者でも
高額な医療を継続する事が必要な人は
医療費助成の対象となります。

【高額な医療を継続する事が必要】とは、
医療費総額が33330円を超える月が
支給認定申請月以前の12月以内に
3回以上ある場合を言います。
※医療保険3割負担の場合、
医療費の自己負担額およそ1万円となる月が
年3回以上ある場合が該当します。



【高額かつ長期】の認定について

指定難病についての
特定医療の月毎の医療費総額が
5万円を超える月が、
申請日の月以前12月で
既に6回以上ある患者です。
※医療保険2割負担の場合
医療費の自己負担額が
1万円を超える月が、
年間6回以上ある場合が該当します。

指定難病申請の下調べ~4・臨床調査個人票~

2018-03-20 | キャッスルマン病のこと。
昨日、
厚労省ホームページに
指定難病の申請に必要な
特発性多中心性キャッスルマン病の
臨床調査個人票が
アップされたので
ダーリンが
早速プリントアウトしてくれました。
※画像をクリックすると大きく表示されます。

8枚綴りでございます。

保健所に
電話で問い合わせた時、
自分でプリントアウトした
臨床調査個人票を持って
主治医に渡して書いて貰ってきて下さいと言われたけど、
1枚目の基本情報や
2枚目の社会保障・生活状況の欄、
自分で書けそうな項目も
空欄のまま
先生に渡してしまって良いものなのだろうか。

ま、来週
血液内科を受診するので
さっそく先生に渡して来よう♪

指定難病申請の下調べ ~3・特定医療費支給認定申請書~

2018-03-19 | キャッスルマン病のこと。
指定難病を申請するにあたり
【特定医療費支給認定申請書】の
提出も必要となりますが、
この用紙は各都道府県のHPから
ダウンロードするようです。

そして
話を聞くやいなや
早々とダーリンが
プリントアウトしてくれた用紙がこちら。
※画像をクリックすると大きく表示されます。

特定医療費支給認定申請書
(新規用)

2枚綴りになっていて、
1枚目は患者と世帯の個人情報を、
2枚目には
申請書に書いた疾病名で利用する
病院名と薬局名を記入しますが、
私は現在、
掛かり付けの薬局を変えようか
考え中だったので、
用紙に書かなかった薬局を利用する場合
について質問すると、
用紙に書かれていなくても
利用した薬局が
【指定医療機関】であれば大丈夫です。
と言われました。

指定難病の医療費の助成
(払い戻し)については
利用する病院や薬局が
【指定医療機関】である
必要があるようです。

指定難病を診てくれるような規模の
病院であれば
大丈夫なような気もしますが、
念の為、
現在かかっている病院や薬局に
聞いてみた方が安心できますね。




本人控え・保健所用・本課用・入力用 × 各2枚目


同意書(保険者用)×1枚

提出する用紙は全部で5種類。

エクセルが使える環境なら
入力すれば
全ての用紙が記入済みの状態で
印刷されるのですが、
我が家のように
エクセルが使えない環境の方は
PDFでプリントアウトした用紙に
全て手書きで記入する事になりまする。

2枚綴りの用紙に
全く同じ内容を記入するのだ。
4セット10枚分。

この10枚に同意書を1枚プラスして
特定医療費支給認定の申請書だけで
合計11枚の記入。

こんなに文字を書く事なんて
そうそう無かったけども、
医療費助成のためならヘッチャラだい!

ガンバルンバ☆
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

指定難病申請の下調べ 〜2〜

2018-03-16 | キャッスルマン病のこと。
先日、
指定難病の申請について
管轄の保健所に問い合わせた所、
臨床調査個人票は
自分で厚労省のHPをチェックして
特発性多中心性キャッスルマン病
(以下MCDとする)用の
欄がHP上に上がったら
自分でダウンロードして
主治医に書いて貰って下さいと言われたので
毎日チェックしています。

厚労省のPC用HPを開くと
上部に検索窓があるので
【指定難病】と入力すると
指定難病のページに飛んで
平成29年4月1日施行の指定難病(新規・更新)
のボックスがあり、
※画像をクリックすると大きく表示されます。

この表が出て来ます。

この表の参考告示番号は
現在330番の先天性気管狭窄症
迄となっています。
保健所の方に
MCDは331番目の疾患なので
次にアップされると教えて貰いました♪

あ〜、待ち遠しい!
(((o(*゚▽゚*)o)))

指定難病申請についての下調べ

2018-03-14 | キャッスルマン病のこと。
4月から
キャッスルマン病の中の
【特発性多中心性キャッスルマン病】が
いよいよ医療費助成の対象となる
待望の《指定難病》に加わりますね☆

特発性多中心性キャッスルマン病
(以下MCDと表記)は、
全身性(多発型/多中心性)キャッスルマン病
の中でも
HHVー8が陰性の方を指し、
日本の場合は
MCDの患者さんの多くが
特発性であると言われています。

もう3月中旬ですし、
そろそろ申請書の準備をしようかなと
諸用で市役所に行ったついでに
「申請書下さぁ〜い」的な
軽いノリで福祉課の方に尋ねた所、
管轄の保健福祉事務所(保健所)で
必要な書類を確認してから
来て下さいと言われまして。

とりあえず市役所に行けば
書類の1枚や2枚くれるだろうと
たかをくくっていた私、
すっかり出鼻を挫かれてしまいました。
トホホ。😖

さっそく
保健所に問い合わせたのですが、
用意する書類、多かったです💦
税金から補助を受ける訳ですから
当たり前ですよね〜!

これから
電話でのやり取りを書きますが
ここから先は
以下の事を踏まえて
読んで下さいね。

・私は多中心性キャッスルマン病だけど
今の時点で
特発性(HHVー8が陰性)であるのかは
確認出来ていない。

・私は現在専業主婦で収入が無く、
主人の扶養になっている。

・主人は会社の社会保険に属している。


それでは始めます!

・4月から持病が指定難病になるので
申請書が欲しい。

・指定難病の申請には
【臨床調査個人票】が必要となるが、
現時点で厚労省から通達が降りていない。
MCD用の臨床調査個人票に
主治医が記入したものを
保健所に提出する流れである。

MCDの臨床調査個人票の取得に関しては
厚労省のHPにアップされるので
自分で確認し、
自分でダウンロードして
主治医に渡し、
記入して貰うとの事。


・その他に必要な書類はありますか?

有ります。

【特定医療費支給認定申請書】
県のHPからダウンロード。
マイナンバーを記載の上、
本人が申請に来る場合は
窓口でマイナンバーカードを提示、
代理人の場合は
マイナンバーカードのコピーを提出する。
代理人の場合は患者本人の印鑑も必要。
(シャチハタでも可)


【健康保険証のコピー】
私は扶養家族なので
主人の名前が入ったものになります。


【世帯全員の続柄が記載された住民票】


【最新の課税証明書】
私は無職なので、
今回は
主人のH29年度の証明書になります。

課税証明書は
収入によって給付額が変わるため
必要となります。



以上、
5種類の書類とマイナンバーカードが
準備できたら、
晴れて申請に向かえます。


上記の申請が受理され
認定されると
特定医療費受給者証が交付され、
受給者証に記載された「疾病名」
について保険診療を受けた場合に
使えるようになりますが、
助成は各都道府県に
申請書が提出された時点から
となるようですので
しっかり準備して素早く提出したいものですね。
*\(^o^)/*


今、私に分かる事は
以上ですが、
自治体や健康保険組合によって
書類や対応が違ったり
私の理解が足りていなくて
内容を間違えている事も
多々あると思いますので、
申請の際はご自分で
よお〜く確認して下さいね〜☆

CVポートという選択 ②

2015-07-20 | キャッスルマン病のこと。
アクテムラの処置は血液内科ですが、

CVポートを埋め込む手術は外科で行うので

一回、外科の先生とお話をする機会を頂き、

先日お話を聞いてきました。


以下、

後日、自分で調べた事とあわせて書きます。




手術は日帰りだそうです。

同意書も当日渡される書類に記入すればいいし、

手術前に血液検査も尿検査も、

なぁ~んも検査がないという気軽さ


局所麻酔なので、

なんなら術後は自分で車の運転をして帰ってもいいし、

お風呂もOK。


生検の後とかだと

次の日とかに消毒があったり

1週間後に抜糸があったりするけど、

そういうのも、無し。


カテーテルの処置は、

以前は鎖骨の下を通していたらしいけど、

それだと鎖骨と肋骨の間で

カテーテルがこすれて断裂する事があるので

今は鎖骨の上かららしい。


ポートは飛行機OK(空港の金属探知機にひっかからない)、

造影剤OKのタイプを使用。

 ポートの種類によって値段が変わる事はないそうです。


万が一、

空港の金属探知機でひっかかってしまった場合は、

ポートを埋め込んだ時に病院で貰う患者記録カードを提示する。


CVポートの寿命は

ポートの周囲が感染症を起こしてしまったり、

カテーテルが断裂したり、

ポート本体が壊れたり、

などといった理由で交換が必要となる場合があるそうですが、

何もなければ長く使えるそうです。

一般的な使用年数は2~4年だそうです。


あるサイトでは

「ポートの針刺しの耐久回数が1000回」とあったので、

⇒私の場合、アクテムラは月に1回⇒年に12回

⇒何事もなければ83年使えちゃうかも 



カテーテルが切れた場合、

ガイドワイヤーで除去したり、

まれに開胸手術をすることもあるそうです。



CVポート留置術の処置費用は

3割負担で4~5万ぐらいで、

何らかの理由でポートを取り出すための手術にかかる費用は

3割負担で約4千円。

抜去手術は30分程度で済むそうです。


私の場合、

アクテムラの点滴に使用するので

CVポートはずっと使い続けるわけですが、

抗がん剤治療などで一時的に利用される場合、

治療を終えた後も再発に備えてポートを残すような時は、

ポートを使用しなくても

1ヶ月に1回程度、

生理食塩液などでポート内部を洗浄し、

メンテナンスする必要があります。




今回、CVポートを入れるかどうか検討する際、

いろいろとググって見たんだけど、

留置手術を経験された方のブログを読んでみると、

「どーってことなかった」って方も

モチロンいらっしゃるんだけど、

意外と

「局所麻酔だから血液がドロッと方に落ちていくのが分かって気持ち悪かった」

「局所麻酔だからカテーテルを血管に入れていくのがわかって気持ち悪かった」

「ポートを留置する時、ぐいぐいと押し付けながら入れられて痛かった」

など、「痛い系」の記事があって、

そういうのって

やっぱり目に付いちゃうし、

そういう記事の方が印象に強く残ってしまって、

外科の先生に

「たとえば全身麻酔とか・・・・・。」と話してみると、

「全身麻酔するほどの手術ではないけど、

 手の甲から点滴する「ボーっとする薬」があるから、

 それを処方しよう」と言ってくれたので

ちょっぴり安心しました。




医療関係者の方がこのような記事を読んだら、

「CVポートの留置ぐらいでナニ言ってんだ

と思われるかもしれませんが、

ワタクシ小心者なので、本当に、怖いです。

手術って、

生検も含めてメスを入れるのって、

本当に怖い。


母が抗がん剤治療の過程でCVポート入れてたけど、

感染症を起こしてポートの周囲が膿んで腫れてしまい、

短期間で反対側に付け替える手術を余儀なくされたりしてたし、

医療ミスでカテーテルを抜くのに失敗して

大きい病院に転院して技術のある先生に処置してもらわなきゃならなかったり、

なんかCVポートってタイヘンそうだなっていうイメージが強いからなおさら。


大した事ないような手術でも

ひとたび医療ミスが起これば命を落としかねないですからね。


昨今は

点滴の薬剤を取り違えるミスから命を落とされる患者さん、

薬の誤配で命を落とされる患者さん、

果ては入院食の誤配で命を落とされる患者さんもいらっしゃいます。


でも私は、

全身性キャッスルマン病だから、

生きている限り、

一生、病院から、治療から離れられない。


いつ医療事故に会うか分からないという怖さは

毎回、感じているんです。



通常の治療でさえそんな感じだから、

大した事ない手術でも、すんごく怖いのです。



まぁ、

ダーリンには

「そんなリスクを恐れるより先に

 mocoは肥満のリスクを恐れなさい。

って、

とっても優しい笑顔で言われちゃうんですけどね。




とりあえず、

CVポートの手術の予定日は決まりました


手術が成功すれば、

さっそく8月のアクテムラから

採血も含め、

CVポートで行う予定です



手術がナニ以後ともなく成功しますように  









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CVポートという選択

2015-07-07 | キャッスルマン病のこと。
全身性キャッスルマン病患者暦10年になったワタシ。


ここに来て、

CVポートを入れる手術をしようと

主治医に相談して話を進めているところでございます。




キャッスルマン病発症後、

ステロイドを半年ぐらい飲んだ後に

アクテムラに切り替え、

8年目までは

アクテムラの投薬を

両手首にある「橈側皮静脈(とうそくひじょうみゃく)」

(手首側面・親指側のやや外側にある太い血管)をメインに

ルートを取って静注点滴して貰っていましたが、

次第に血管が硬くなって来て

針がすべって入りにくくなっていた事や、

点滴した時期とは全く関係の無いときに

ルートを取ったところがズキズキと痛む事が増えてきたので、

ダーリンの転勤で九州に来てからは

両手首の血管は使わないようにしてもらっていたんです。



でも

この3年、

殆ど手首の血管は使っていないにもかかわらず、

(昨年末に子宮内膜症の症状で救急車で運ばれた時に

 たった1回、左手首でルートを取っただけ)

両手首のズキズキの頻度が増えてきて、

痛くてフライパンが持てないなんて事もありました。


ここ数年はアクテムラのスパンも

「2週間に1度」から「4~5週間に1度」に伸びているとはいえ、

右腕と左腕を交互に使うよう

ルートを取った方をアクテムラ手帳にメモしておいて

自分でも同じ血管を連続して使わないよう注意してるし、

九州に来てからは血液内科の主治医も3回ほど変わってるから

特定の血管が何年も使われている事はないのですが、

(先生によって得意な血管があったりする)

この先、

一生アクテムラを静注点滴するとなると、

いつか全ての血管が硬くなって使えなくなったり

腕の血管のいろんな所が痛くなって

いつか生活に支障が出たりするんじゃないかという不安が

最近になって急にむくむくと湧き上がって来るようになってきていました。



そんなある日、

「いっそのこと血管に点滴専用のステントでも入れたいわぁ~

なんて愚痴ってたら、

「ポートを入れてみたら?」というアドバイスを頂く機会があり、

「ポートなら母も抗がん剤治療の時に入れていたなぁ」と思い出して

自分でも色々と調べた結果、

生きている限り今後もずっと続くであろう

静注点滴の痛みや不安から解放されるためにも、

CVポートを留置してみたいと思うようになりました。


「CVポート」(=皮下埋没型中心静脈ポート、リザーバー)とは

前胸部(鎖骨の下の辺り)や上腕部、鼠蹊部(そけいぶ)などに

直径2~3cmの小型円盤状タンク(ポート)を埋め込み、

そこからカテーテル(チューブ)の先端を

上大静脈に留置して薬剤を直接血管に流し込むための医療機器です。


点滴をする時は埋め込まれたポートの中心部に

ヒューバー針という専用の針を刺して

薬剤やハイカロリー輸液などを流し、

体内では埋め込まれたカテーテルを通って血管に直接お薬が流されます。

「皮下埋没型中心静脈ポート(CVポート)について」参照



ポートを埋め込めば、

ルート確保のたびに心拍数が上がることもなくなって

身体に無理な力が入りすぎたり、

異常に汗をかいたりすることもなくなるし、

ルート確保が上手くいかずに痛い思いをしたり

腕のあちこちにつくアザを気にしなくてもよくなるし、

点滴がスムースに行われるようになります。

点滴帰りのお買い物だってもうへっちゃら

「ルート取った方の腕は重い物を持たないようにしなきゃ!」

なんて心配もなくなります。


埋め込まれたポートから採血することも出来るし、

ポートの種類によっては造影CTの為の造影剤の投与も可能だそうです。



でも、

ポートを入れるには手術がいるし、

お金もいるし、

(2011年3月現在、3割負担で約5万円)

今まで主治医から点滴でCVポートを勧められた事もなかったし、

何よりも

「CVポートは抗がん剤治療や自分で栄養が摂取できない方の為の物」

というイメージが強すぎて、

「ワタシ如きが

 弱音を吐いてCVポート入れたいとか

 言ってもよいものなのか?」

って思っちゃってたんですよね。


でも、

いろいろと調べてみて、

このサイトに行き着いた時、

実際に先生にも相談してみようという思いが強くなりました。

「あなたの血管はガマンしすぎていませんか?」参照


このサイトを読んで、

「長期的な静注点滴による治療をしている場合は

 CVポート入れてもいいんだ

って思えました。


CVポートを入れられれば、

「ルートうつ」が無くなり、

通院の精神的負担も軽減されます



ポートの埋め込みには1時間半程度の手術が必要となり、

病院によって日帰りだったり

1~2日程度の入院を要したりするそうです。


ポートを留置する際の手術では動脈穿刺や肺気胸のリスク、

留置後も感染症や血栓症、

カテーテルが閉塞したり断裂するなどのリスクがあります。



外見上は埋め込んだポートが少々ポッコリ盛り上がって見えるけど、

すごく派手に目立つわけでもなく、

温泉にだって入れるし、

生活に支障をきたすことはほとんど無いそうです。


また、

管理がシッカリしていれば感染率も低く、

長期間使用する事が可能だとか。

(しかし、問題が起きた時には再手術してポートを交換しなければなりません)




とりとめもなく色々と書き連ねてしまいましたが、

近々、

ポート留置手術を担当する外科の先生と

カウンセリングがあるので、

細かいところは改めて質問してこようと思います。


手術をするかしないか、

最終的な選択はそれ以降になると思いますので、

決まりましたら改めてアップしますね。









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新フェブリク☆

2015-07-06 | キャッスルマン病のこと。
アクテムラの副作用で尿酸値が高く、

前回受けた健康診断で「通風の恐れアリ」として

要精密検査の封筒をもらってしまった私。


血液内科の先生に相談したところ、

「とりあえず薬で下げましょう」と、

「フェブリク」という錠剤を飲む事になったのですが、


 夕食後に1錠、飲んでます。


この薬を処方される時、

「1錠20mgの錠剤を半分にカットして10mgを服用」なので、


 20mgの錠剤を薬剤師さんが半分にカットしてくれるのですが・・・。


 どんだけぇ~~~~

1日1回1錠の服用でも、

3か月分のまとめ買いだと

かさが増してお薬袋がパンパンになっちゃいます


これを1包1包取り出すのもチョッピリ面倒くさいんだけど、

薬剤師さんが小さな錠剤をコレだけの数

半分に手でカットするのもタイヘンらしく、

モチロン薬剤師さんは

そんなこと言わずにやってくれるんだけど、

申し訳なくて申し訳なくて。



それで、

あるとき薬剤師さんに

「10mgで1錠のフェブリクがある」と聞き、

先生に聞いてソチラに変更してもらう事になりました。



 シートですっきりコンパクト


すると、なんということでしょう

あんなにパンパンだったフェブリクの薬袋が、

とってもスリムに収まるようになり、

シート状だから

薬を取り出すのもカンタン&ラクラクになったではありませんか



ちょっと嬉しい出来事でした


うふふぅ~。











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お薬の整理

2015-06-30 | キャッスルマン病のこと。
毎日の薬の管理は

飲み忘れ防止の為に

ダイソーで買った1週間分のピルケースに小分けしたりしていますが、



お薬の種類が段々と増えてきて、

どの薬にどんな作用があるかとか、

どの薬をいつ、何錠飲めばいいのか、

ときどき分からなくなっちゃうので、

小分け前のお薬も、

お薬の名前と作用、

いつ、何錠飲めばいいのかを明記して

管理する事にしました










これなら

小分けするときに間違える事も無し。



処方されたお薬の意味を

しっかり理解して、

飲み方をきちんと守っていれば、

より一層、

効き目もあるはずだと信じています。











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