最中日記

肩こりのドラム、最中のブログ

ヌケサク

2008年03月22日 | 日常のこと
自転車に乗って淀川沿いをふらふらと。

気が付くと僕は枚方市にいました。

大阪市、守口市、摂津市、寝屋川市、高槻市を越え、
そして枚方市。

枚方市に入ってほどなく行くと「淀川資料館」なるものがあり、
入館無料なのでふらりと寄ってみました。
淀川に棲む淡水魚が入った水槽やら、
昔の人が使ってた道具があってなんか楽しげな感じでした。

いろいろ見て回っていると、やたらと館の人が話しかけてくる。

客は僕しかいない。

むこうもひとりだけ。

暇だから話かけてくるのか?

魚がたくさん載った資料を見ていると、
コピーをあげましょうか?
と言われるし、
やたらサービスがいい。

普段は小学生や子供連れ家族、
お年寄りなどしか来ないと言ってたので、
僕ぐらいの年の人が来るのはめずらしいからなんだろうか?

いや、もしかすると、
税金で建てられているような感じのこの施設。
国土交通省がらみっぽいし、
最近叩かれまくってるので、
僕のような者にも必要なことをアピールしているのか?

なんか怪しい…。

それか、単純に時間を持て余してるから話かけてくるんかな?

すると、程なくしてまた近づいてきました。

またなにか説明してくれるんだろうか?



「あの…すいません、もう閉館時間なんですが…」


……。

時計を見ると17時過ぎ。
閉館時間は16時半とのこと。

ということは、


え!?………

オレ?

ひ……暇にしていたのは……

おれだったァ―――!!


「今フタを開けていたのにィ~~!!」
とはさすがに言いませんでしたが、
人のことを怪しんでおいて、
自分のほうが閉館時間を30分以上過ぎておきながら
平気な顔で館に居座る怪しい人間だったというヌケサクぶり。

館の方にお礼とお詫びを言って帰りました。