久しぶりにタイに行ってまいりました。
4ヶ月ぶりです。
旅行中に勉強することが多い私ですが、
いくつか子育てで気になったことがありますので、まず投稿しておきます。
前回と同じく、わが子を見ず知らずの人が
何度も触られるのを目の当たりにしました。
スベスベ感が気持ち良いのでしょうか。
日本なら「人の子供に何、手を出してんねん」でイチイチかまうなということで
怒る人が多いはずです。さて、ここまで前回と同じでした。
ゴールデンウィークでしたので、空港までの往復で多くの家族連れと会いましたが、
日本の子供は両親や他人から押さえつけられることが極めて多いです。
この挙動は日本の会社と同じで会社が社員を押さえつけていることと同じことをしています。
何か子供がしようとすると、じっとしていろ!とか静かにしろ!とか何かにつけて子供の行動を押さえつけて
自由気ままにあるまま、ひらめきやときめきを大切にしようといった子育てがされていません。
子供が家で暴れれば暴れることに腹を立てて行儀だのしつけだの理由付けをして
殴りつける親が日本に一杯いるのは周知の事実だと思います。
仕事において日本人は新たなものを造るのが苦手(改良は得意かもしれない)なことは子育てからもわかることです。
「してはダメ」子育てでは本当に日本がダメになります。考えない日本人が増えているといいますが、
考えることはしてはダメだと教わってきたのですから無理もありません。
だからテレビを見ていても海外と比較すると頭を使わない、アカデミック要素が低い
バカ騒ぎする番組が多いのでしょう。
帰国してから思ったことなのですが、テレビで子供向けに何とかレンジャーを利用して
オレオレ詐欺防止キャンペーンやひったくりから身を守るイベントを警察が
開催しているとニュースがありましたが、何のために開催しているのか、何の効果があるのか全くわかりません。
そもそも子供はオレオレ詐欺やひったくりの直接的な被害者なんでしょうか。
おもしろおかしく犯罪を扱って子供に教えれば子供が(将来になれば)犯罪の罪の意識が欠けて当然です。
このところマスコミで報道される日本人の罪の意識の無さ(道徳ではなくて公序良俗を乱す法の違反)は
こういうところからも育てられているのではないかと思ったところです。
タイの主要な賃金、最低賃金を聞いてびっくりしました。というのも、
主要都市であってもレストランなどで時給20バーツ程度で働いている人(パート・アルバイト等)が
多くいるということを聞いたからです。
20バーツと仮定して1日8時間、30日休みなしに働いて4800バーツ、約1万3千円です。
【注:1日「フルタイム」法定最低賃金は地域により異なるが148~203バーツである。
単純に日本基準ライクに「8時間」労働で割ると時給は18.5バーツから25.4バーツとなる。】
一方で大学を出て就職することで月に8千バーツ~1万バーツ、大学院を出るなり数年の実務経験があれば
1万6千バーツ~2万5千バーツ程度は達成可能、外資系オフィス勤務の30台半ばなら7~8万バーツも夢ではないでしょう。
学校を出ている出ていないや仕事の種類で給与が15倍にも20倍にも膨れ上がる
格差とはこのことであると思ったわけです。この格差がアタリマエに存在しており、
何かの経営に成功して大もうけしたとかそういう次元の話ではないことが大きなポイントです。
そういう意味では日本では格差はありません。
教育の有無によって所得もほとんど変わらない状態でしたから、
教育なんてどうでも良い風潮であるのも事実でしょう
というか、ジニー指数等の統計で見ても少ないと説明されていますから、格差拡大だの何だの騒ぐのであれば
まずは海外旅行をする序に現地の雇用情勢がどうなっているか見てくるべきです。しかも
アメリカが推し進める「グローバル化」の波に日本は同調していますから、教育の意味や雇用の情勢は大きく変わるのは
誰でもわかることです。教育を軽視したり海外の動向を軽視する日本の人達は将来に必ずひどい仕打ちをうけると思います。
というか、今現在、受けているのではないでしょうか。さらに突っ込めば
子供の教育に相当熱心な親が増えているのも事実です。熱心な親(私?)は世界を直接的か間接的にも見て肌で
教育の重要性がわかっている(あえて考えなくても知らず知らずのうちに考えている)のだと思います。
4ヶ月ぶりです。
旅行中に勉強することが多い私ですが、
いくつか子育てで気になったことがありますので、まず投稿しておきます。
前回と同じく、わが子を見ず知らずの人が
何度も触られるのを目の当たりにしました。
スベスベ感が気持ち良いのでしょうか。
日本なら「人の子供に何、手を出してんねん」でイチイチかまうなということで
怒る人が多いはずです。さて、ここまで前回と同じでした。
ゴールデンウィークでしたので、空港までの往復で多くの家族連れと会いましたが、
日本の子供は両親や他人から押さえつけられることが極めて多いです。
この挙動は日本の会社と同じで会社が社員を押さえつけていることと同じことをしています。
何か子供がしようとすると、じっとしていろ!とか静かにしろ!とか何かにつけて子供の行動を押さえつけて
自由気ままにあるまま、ひらめきやときめきを大切にしようといった子育てがされていません。
子供が家で暴れれば暴れることに腹を立てて行儀だのしつけだの理由付けをして
殴りつける親が日本に一杯いるのは周知の事実だと思います。
仕事において日本人は新たなものを造るのが苦手(改良は得意かもしれない)なことは子育てからもわかることです。
「してはダメ」子育てでは本当に日本がダメになります。考えない日本人が増えているといいますが、
考えることはしてはダメだと教わってきたのですから無理もありません。
だからテレビを見ていても海外と比較すると頭を使わない、アカデミック要素が低い
バカ騒ぎする番組が多いのでしょう。
帰国してから思ったことなのですが、テレビで子供向けに何とかレンジャーを利用して
オレオレ詐欺防止キャンペーンやひったくりから身を守るイベントを警察が
開催しているとニュースがありましたが、何のために開催しているのか、何の効果があるのか全くわかりません。
そもそも子供はオレオレ詐欺やひったくりの直接的な被害者なんでしょうか。
おもしろおかしく犯罪を扱って子供に教えれば子供が(将来になれば)犯罪の罪の意識が欠けて当然です。
このところマスコミで報道される日本人の罪の意識の無さ(道徳ではなくて公序良俗を乱す法の違反)は
こういうところからも育てられているのではないかと思ったところです。
タイの主要な賃金、最低賃金を聞いてびっくりしました。というのも、
主要都市であってもレストランなどで時給20バーツ程度で働いている人(パート・アルバイト等)が
多くいるということを聞いたからです。
20バーツと仮定して1日8時間、30日休みなしに働いて4800バーツ、約1万3千円です。
【注:1日「フルタイム」法定最低賃金は地域により異なるが148~203バーツである。
単純に日本基準ライクに「8時間」労働で割ると時給は18.5バーツから25.4バーツとなる。】
一方で大学を出て就職することで月に8千バーツ~1万バーツ、大学院を出るなり数年の実務経験があれば
1万6千バーツ~2万5千バーツ程度は達成可能、外資系オフィス勤務の30台半ばなら7~8万バーツも夢ではないでしょう。
学校を出ている出ていないや仕事の種類で給与が15倍にも20倍にも膨れ上がる
格差とはこのことであると思ったわけです。この格差がアタリマエに存在しており、
何かの経営に成功して大もうけしたとかそういう次元の話ではないことが大きなポイントです。
そういう意味では日本では格差はありません。
教育の有無によって所得もほとんど変わらない状態でしたから、
教育なんてどうでも良い風潮であるのも事実でしょう
というか、ジニー指数等の統計で見ても少ないと説明されていますから、格差拡大だの何だの騒ぐのであれば
まずは海外旅行をする序に現地の雇用情勢がどうなっているか見てくるべきです。しかも
アメリカが推し進める「グローバル化」の波に日本は同調していますから、教育の意味や雇用の情勢は大きく変わるのは
誰でもわかることです。教育を軽視したり海外の動向を軽視する日本の人達は将来に必ずひどい仕打ちをうけると思います。
というか、今現在、受けているのではないでしょうか。さらに突っ込めば
子供の教育に相当熱心な親が増えているのも事実です。熱心な親(私?)は世界を直接的か間接的にも見て肌で
教育の重要性がわかっている(あえて考えなくても知らず知らずのうちに考えている)のだと思います。