簡単(簡略)表現シリーズです。アメリカ人はフレンドリーで、まったく知らない人でも、たとえば公園の散歩道ですれ違うとき Hi! と声をかけたり、目が合うとにこっとほほえむ人が多いですね。そういう軽い挨拶を交わしあう習慣はなかなかウツクシイ。日本人同士だとガンつけた……とか、なりかねない。
アメリカは多民族社会という背景があると思います。だから逆に敵意がないということをお互いに軽い挨拶で示すわけです。日本人同士でもハイキングなどではすれ違う相手に「こんにちは」と声をかけますね。アメリカでは、街中の日常生活にもそんな雰囲気があると思ってください。"Hi!" goes a long way.「“ハ~イ”に使いであり」です。
●Hi, there!
単に "Hi!" もいいのですが、相手が複数だったら、Hi, there! とか Hello, there! など、there を付けるニューヨーカーも多いようです。there にはとくに意味はないと思いますが、「あれ、みなさん」とか「おやおや、みなさん」といったニュアンスですね。
●How's everything?
How are you?「お元気?」は定番の挨拶ですが、ちょっと違った言い方をしてみましょう。How's everything?「どう?(いろんなこと)どんな具合?」なんていかが? How's everything going? でもいいです。
これに対して答えはたとえば、Pretty well. And you?「調子いいよ、きみは?」とか。Pretty well. の代わりに Very well. Very good. でももちろん結構です。なお、And you? の発音は“エンジュ~?”と、リエゾンして(つないで)しり上がりでやってみてください。
●Nothing much. / Not much.
What's up?「どう? どうしたの?」とか What's new?「なにか変わったことは?」は以前もやりましたが、こういうカジュアルな聞き方にはやはりカジュアルで答えましょう。Nothing much. あるいは Not much.「別に。相変わらず……」という感じの答えです。
こういう簡単な答え方でも棒読みではなく、ぜひ表情をつけたいもの。日本語でも「べ~つにぃ~」ってそれなりの言い方がありますよね。そんなことばの表情で、Nothing~much~。
●You look great!
人と会って、挨拶代わりに相手を誉め上げるのがうまいニューヨーカー。日本の奥様がたもその感覚は共通していてお世辞がうまいと思います。
「まぁ、お元気そう!」「まぁ、素敵なお洋服」「まぁ、その髪型いいわね!」……まるで“ヨイショ・バトル”(お世辞の応酬)ですが、誉められて機嫌が悪くなる人はいないでしょう。相手を誉めるのは交際の潤滑油ですね。
その点、日本男性は相手を誉めるのが下手。女性の髪型の変化などめったに気づきません。ニューヨーカー女性から You look great today!「まぁ、素敵ですわね」と言われて意味なくニヤニヤ、相手にお返しをしない日本男性は反省したほうがいい(私を含めて、反省!)。
この場合の great! は顔色(健康状態)とかファッションですね。こちらもなにかお返しのことばを用意しておきましょう。Nice hair-style!「素敵な髪型!」、Beautiful scarf!「きれいなスカーフ!」とか。ちょっと手抜きですがそのまま返すのも一手。You look great, too!「あなただって素晴らしい!」。
●I like it!
I like your tie.「あなたのネクタイが好き」つまり、自分の趣味に合っているという表現で相手を誉める手もあります。Nice tie, I like it! で完璧な誉めことば。So sweet fragrance, I like it.「甘い香り(香水)、それ好き」……異性間では意味シンな場合もあることは言うまでもありません。





アメリカは多民族社会という背景があると思います。だから逆に敵意がないということをお互いに軽い挨拶で示すわけです。日本人同士でもハイキングなどではすれ違う相手に「こんにちは」と声をかけますね。アメリカでは、街中の日常生活にもそんな雰囲気があると思ってください。"Hi!" goes a long way.「“ハ~イ”に使いであり」です。
●Hi, there!
単に "Hi!" もいいのですが、相手が複数だったら、Hi, there! とか Hello, there! など、there を付けるニューヨーカーも多いようです。there にはとくに意味はないと思いますが、「あれ、みなさん」とか「おやおや、みなさん」といったニュアンスですね。
●How's everything?
How are you?「お元気?」は定番の挨拶ですが、ちょっと違った言い方をしてみましょう。How's everything?「どう?(いろんなこと)どんな具合?」なんていかが? How's everything going? でもいいです。
これに対して答えはたとえば、Pretty well. And you?「調子いいよ、きみは?」とか。Pretty well. の代わりに Very well. Very good. でももちろん結構です。なお、And you? の発音は“エンジュ~?”と、リエゾンして(つないで)しり上がりでやってみてください。
●Nothing much. / Not much.
What's up?「どう? どうしたの?」とか What's new?「なにか変わったことは?」は以前もやりましたが、こういうカジュアルな聞き方にはやはりカジュアルで答えましょう。Nothing much. あるいは Not much.「別に。相変わらず……」という感じの答えです。
こういう簡単な答え方でも棒読みではなく、ぜひ表情をつけたいもの。日本語でも「べ~つにぃ~」ってそれなりの言い方がありますよね。そんなことばの表情で、Nothing~much~。
●You look great!
人と会って、挨拶代わりに相手を誉め上げるのがうまいニューヨーカー。日本の奥様がたもその感覚は共通していてお世辞がうまいと思います。
「まぁ、お元気そう!」「まぁ、素敵なお洋服」「まぁ、その髪型いいわね!」……まるで“ヨイショ・バトル”(お世辞の応酬)ですが、誉められて機嫌が悪くなる人はいないでしょう。相手を誉めるのは交際の潤滑油ですね。
その点、日本男性は相手を誉めるのが下手。女性の髪型の変化などめったに気づきません。ニューヨーカー女性から You look great today!「まぁ、素敵ですわね」と言われて意味なくニヤニヤ、相手にお返しをしない日本男性は反省したほうがいい(私を含めて、反省!)。
この場合の great! は顔色(健康状態)とかファッションですね。こちらもなにかお返しのことばを用意しておきましょう。Nice hair-style!「素敵な髪型!」、Beautiful scarf!「きれいなスカーフ!」とか。ちょっと手抜きですがそのまま返すのも一手。You look great, too!「あなただって素晴らしい!」。
●I like it!
I like your tie.「あなたのネクタイが好き」つまり、自分の趣味に合っているという表現で相手を誉める手もあります。Nice tie, I like it! で完璧な誉めことば。So sweet fragrance, I like it.「甘い香り(香水)、それ好き」……異性間では意味シンな場合もあることは言うまでもありません。




