涙と笑いのHIV奮闘記III

自分とは無関係と思っていた病気の闘病を続けるオヤジの日記。
日に日に進行する物忘れとも戦っています。

興福寺から近鉄奈良駅まで

2021-03-04 15:00:25 | 奈良

猿沢池から階段を上って興福寺へ向かいます。
すでに右上に南円堂の屋根が見えていますね。

階段の途中東に折れると石の仏像。
子安地蔵尊をはじめとする様々な地蔵仏。

これは菩薩像?

さらに進めば三重塔ですが、今日はこのまま南円堂を目指します。
ここから見える南円堂とかなり咲き始めた馬酔木。

階段を登りきると南円堂。西国三十三所の第九番札所です。

その前には橘が植えられております。

たまたまお経を唱えようとすると、隣りに把げ差を下げた40代くらいの男性もちょうど経本を広げだしましたので、
勝手に一緒に読経です。

懺悔文
三帰
三竟
十善戒
発菩提心真言
三昧耶戒真言
般若心経
光明真言
本尊宝号
宗祖宝号
回向文

と続きます。
本尊宝号は、祀られている仏様の種類で変わるのですが、
この南円堂の本尊は不空羂索観世音菩薩ですから、
「おん はんどまだら あぼきゃ じゃやでい そろそろ そわか 」
そして宗祖宝号は
「南無大師遍照金剛」

回向文は彼は原文で
 願以此功徳 
 普及於一切 
 我等与衆生 
 皆共成仏道

とお唱えされていましたが、
自分は
 願わくは此の功徳を以て、
 普く一切に及ぼし、
 我等と衆生と、
 皆共に仏道を成ぜんことを

です。
読経が終わるとお互いにお礼をしました。
「経本が無いのにすごいですね」と感心されましたが、真言宗系の学校を出ていますし、
毎朝晩、祖母が仏壇で音萎えしていましたからね。

このあと彼は御朱印を貰いに行かれました。

南円堂から石灯籠と五重塔。

中金堂。後ろに仮金堂。

馬酔木と南円堂。

馬酔木と北円堂。
「薪能金春発祥地」と刻まれた石碑。

今日初めてみた鹿。

北円堂を正面から。

興福寺から降りてゆく坂道の左側に梅と白椿。

このあたりの桜の蕾はまだ固いですが、桃色がかってきていますね。

小さな花の梅の枝にヤマガラ。

民家の軒先にブルーシートの上に干してある赤い椿の花。
この後どうするのでしょうか?

坂の途中のたい焼き屋「こたろう」さん。
100年前から変わらない焼き方で、一つ一つ焼いていくので時間がかかり(焼き始めからは10分は掛かる?)
いつも数人の人が待っています。
ただ、一つ200円・・・


 

さて、腹も減ったし、いつもの「釜粋」さんでうどん。

今日はカウンターの上にこんな飾り。

いつもの通り、ちく天鶏ざるうどん。今日はなぜかちいさなお握りがついていました。
JAF優待で麺大目。

腹いっぱいになって、帰ることにします。
近鉄奈良駅前の行基菩薩像。目線の先には東大寺大仏殿。



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