7時半直前に境内の照明がすべて消灯されました。
お堂の下には消化要員がスタンバイしています。
北側の階段から籠松明が昇ってゆきます。
二月堂の屋根が明るくなり、
北側の端に籠松明が現れます。
グイっと竹が押し出され、
グルグル回転して火の粉が飛び散ります。
そして舞台を南に向かって走り、
南の端まで。
同じように押し出された松明を回転させて火の粉が飛びます。
また舞台に上ってきた籠松明が同じように。
舞台の上でも火の粉を掃き落としています。
今日は籠松明が12本出るのですが、
半分終わったところで、一般見学エリアでは観客の総入れ替えになるのですが、
誘導する警官が拡声器で叫んでいます。
「立ち止まらないでください、慌てずに退出してください」
それでも居残ろうとする観客が大勢いて混乱しています。
さて、そんな混雑を横目に続けて行事を見学します。
お松明が終了して、そのあと二月堂へ入堂しようかと思ったら、
入堂を待つ人の列の多さに断念。
それでは帰ることにします。
途中の法華堂。
左の建物が奈良時代、右の建物が鎌倉時代の建築です。
天平仏の塑像日光・月光菩薩像等一部の仏像は今は南大門北側の東大寺ミュージアムへ移されています。
本尊は不空羂索観音像、そして一年に一度だけ開扉される執金剛神像も安置されています。
そして現在は10体の仏像が安置されています。
四月堂(三昧堂)。
東大寺ミュージアムができるまでは御本尊は千手観音菩薩。
そして今は十一面観音菩薩。
普賢菩薩像も安置されていますね。
大仏殿前の中門まで戻ってきました。
宵の明星が見えていますね。
南大門。
近鉄奈良駅まで戻ってきました。
駅には「お水取り」の垂れ幕がずらり。
帰ってから夕食を作る気力がないので、天下一品でこってりラーメン。