東京メトロで渋谷まで。
渋谷に来るなんてもう何年ぶりだろうか。
大学を卒業して、オペラ「魔笛」を観に来て以来だから、もう30年以上か?

そうそう109はその当時あった。
スクランブル交差点なんてあったっけ?

いろいろと話題のカートが。

道玄坂を上って、Bunkamura ザ・ミュージアムに到着です。ミュージアムは地下です。



今開催されているのは「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」。




プラハに宮廷を構え、神聖ローマ帝国皇帝として君臨したハプスブルク家のルドルフ2世(1552-1612)は稀代の収集家として、また芸術の庇護者として知られています。16世紀末から17世紀初頭、彼の宮廷には世界各地から優れた人物たちが集結し、芸術作品、あるいは科学機器などのあらゆる優れた創作物、更には新たに発見された珍奇な自然物などが集められ、文字通り「驚異の部屋」とでも呼ぶべき膨大なコレクションが形成され、当時のヨーロッパの芸術文化の一大拠点ともなりました。
本店は、ジュゼッペ・アルチンボルドをはじめ、ルドルフ2世が愛好した芸術家を中心に、版画を含む絵画作品約80点と当時のコレクターズアイテムであった工芸品や天文道具約20数点、天文学や錬金術に関する貴重な資料など、120点余りの作品で構成され、イッカクの牙、鉱物などの自然物(ナトゥラリア)も併せてご紹介。占星術や錬金術にも強い関心を示した皇帝の、時に魔術的な魅力に満ちた芸術と科学の世界へご案内いたします。
(ちらしより)
アルチンボルド展は観たことがあると思うのですが、いつだったのか思い出せません。
ブリューゲルは、バベルの塔展が2年前に大阪の国立国際美術館で開催されましたし、
今日、東京都美術館でも見てきましたね。
絵画あり、工芸品あり、その他多くの物が展示されており、その蒐集力に圧倒されます。
アルチンボルドの作品にインスパイアされた現代美術家フィリップ・ハースによる作品も展示されており、撮影可能になっています。

もう頭がいっぱいだったのですが、折角ここまできたのだからとあと一つ次の美術館へ。