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戊辰戦争 ー菊と葵の500日ー

2018年09月24日 | 幕末関連


 戊辰戦争 ー菊と葵の500日ー


 「戊辰戦争150年」を記念して、国立公文書館で開催された展示会。

 王政復古によって誕生した新政府軍と、旧幕府軍との間で500日以上にわたり各地で展開された闘いに関する資料をご紹介――。



 幕末クライマックス


 戊辰戦争は、1868年1月の鳥羽伏見の戦いに始まり、翌年5月の五稜郭の戦いが終結するまでの一連の戦いのこと。

 今回の展示では、鳥羽伏見の戦い、甲州勝沼の戦い上野戦争会津戦争、五稜郭の戦いなど8つの戦いの関連資料が紹介されました。













     













     











 編集後記


 幕末ファンにとって、個性溢れる登場人物がステージを降りた大政奉還以降は「DRAGON BALL」や「SLAM DUNK」の連載が終わった後の少年ジャンプ状態。

 しかし、当事者にとっては、自分の信じる物のために命と人生を賭けた一世一代の大勝負。

 今までは、戊辰戦争に対して京都を皮切りに各地で戦争が起きて、函館で終戦したという認識しかなかったけど、改めて流れを追ってみると結構奥深い。

 大局のために私情を捨てて時代の後押しを受けた新政府軍と、私情に囚われて大局を見失い時代の潮流から取り残された旧幕府軍。

 「人間は時代と年齢には勝てない」という言葉がありますが、戊辰戦争から明治維新へと向かう流れは、まさにそれを体現したものといえます。

 「決戦!鳥羽伏見の戦い~日本の未来を決めた7日間~」を観ると、授業で学んだ鳥羽伏見の戦いに対する認識を覆されます――。



【記事/画像引用】 「国立公文書館
 
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