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尾崎豊“伝説のダイブ”

2018年08月04日 | 尾崎豊



 尾崎豊 “伝説のダイブ”


 
 日比谷野外音楽堂で1984年8月4日に初開催された反核・脱原発フェス「アトミックカフェ・ミュージック・フェス '84」。

 このコンサートで、まだ新人アーチストだった尾崎がのちに伝説となる衝撃的なパフォーマンスを披露した――。


 
 照明イントレから飛び降り



 ギターを抱えて、朝霞の自宅から電車に乗って会場入りした尾崎。
 
 7番目に出演した彼は、タバコを吸いながらステージに登場し、ピアノの前に座って歌い始めた。1曲目の『反核』は、のちの『核 (CORE) 』の原曲。




 
 そして、2曲目の『Scrambling Rock'n' Roll』の曲中に、のちに伝説になる事件が起きた。
  
 演奏中に、 高さ7mの照明イントレによじ登り、そこから飛び降りて左足を骨折してしまったのだ。一旦ステージ裏にはけたが、病院には行かずにステージを続行。


      


 最初は片足を浮かせながら歌っていたが、次第にスタッフに抱えられて歌うようになり、最後はステージに這いつくばって激痛に耐えながら予定曲を歌い切った。





 
 全治3カ月の重傷



 その後、本人の希望もあり、出自した自衛隊中央病院に搬送され、右蹠捻挫・左踵骨圧迫骨折で全治3カ月と診断される。

 左踵の骨が一部陥没しており、整復手術のため2週間入院することになり、翌日の吉川晃司とのジョイントライブも含めて、以降のスケジュールは全て白紙となった。
  
 退院後は松葉杖での生活が続き、ギブスが取れたのは11月下旬、ボルトを抜いたのは翌年2月だったという――。
 
 
 <SET LIST>
 
  1. 反核
  2. Scrambling Rock' n' Roll
  3. 十七歳の地図
  4. 愛の消えた街




【出典】「OZAKI50」「尾崎豊 十代の真実」「Freeze Moon
 

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