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品川区指定史跡「伊藤博文墓所」

2018年11月04日 | 歴史関連



 伊藤博文墓所



 品川区西大井にある日本の初代内閣総理大臣・伊藤博文のお墓。

 品川区指定文化財で伊藤家の専用墓所でもあるため通常は非公開ですが、11月の文化財ウィークに数日限定で一般公開されます。

 

 初代内閣総理大臣



 伊藤博文は、幕末から明治時代にかけて活躍した政治家。





 吉田松陰に師事して高杉晋作と行動を伴にし、尊王攘夷運動に身を投じたが、イギリス留学ののちに開国論者に転じる。





 明治維新後、政府の要職を務め、1882(明治15)年にはヨーロッパに渡って、憲法や政治制度などの調査を行った。





 その成果をもとに大日本帝国憲法の制定や内閣制度の採用など、近代日本の政治制度の基礎を築き、1885(明治18)には初代内閣総理大臣となった。

 



 1905(明治38)年から5年間韓国統監を務めたあと、1909(明治42)年10月に中国のハルピンで朝鮮の独立運動家によって暗殺され、69歳で没した。

 



 伊藤博文の別邸が品川区大井3丁目18番地付近にあったことから、国葬ののちに品川区西大井にあるこの墓所に埋葬された。





 高さ約2mの円墳の前に配した神式の墓所で、右隣のやや小型のものは梅子夫人の墓。






 編集後記



 幕末の頃は高杉晋作の子分という小人物的な印象だった伊藤博文の明治維新後の栄達ぶりには、目を見張るものがあります。

 農民という最底辺の身分から、内閣総理大臣という最高権力者にまで登り詰めるという半端ない立身出世を果たした伊藤博文。

 そんな彼の好運気にあやかりたい方は、ぜひ足をお運び下さい――。



【記事引用】 「伊藤博文公墓所

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