
サルボ/サルルン展望台
駐車場から続く階段を登ると尾根の分岐があり、そこから右に行くとサルボ展望台、左に行くとサルルン展望台があります。
サルボ、サルルンはともにアイヌ語で、サルボは小さな湿地、サルルンは湿原という意味。

サルボ展望台
サルボ展望台からは、湿原の中に広がる塘路湖と、鉄道を挟んだ右側にエオルト沼、マクントー、ポントーなどの湖沼を一望できます。

塘路湖とエオルト沼の間を走るノロッコ号やSL冬の湿原号も撮影できるため、鉄道ファンの撮影スポットになっています。

サルボ山は、トンボやセミの重要な生息地にもなっており、貴重種のトンボ撮影のためだけに訪れる人もいるとか。

サルルン展望台
サルルン展望台は小高い山の上にあり、登山口から歩いて20分ほどかかります。

展望台手前にはサルルン沼、左奥には塘路湖、その右奥にはポントー、エオルト沼、マクントーの沼、そして正面には釧路湿原を見渡す事ができます。

サルルン展望台から先の細い道を歩いていくと、山頂に三角点と呼ばれるさらに展望の良い場所があるとのこと。

編集後記
ジブリ作品「思い出のマーニー」の舞台となったのは厚岸の藻散布沼といわれていますが、サルボ展望台からの風景にもどことなく似ています。
なので、手軽に映画の雰囲気を味わいたい人にもオススメかも。