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【祝オスカー】知る人ぞ知る “もう一つの初代ゴジラ上陸地”

2024年03月11日 | 日本文化



 もう一つの「初代ゴジラ」上陸地 


 『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』が、アカデミー賞・視覚効果賞受賞を受賞しました。

 そんなゴジラが日本に初上陸した大戸島のロケ地は、三重県鳥羽市石鏡町とされていますが、もう一つのロケ地は関東にありました。

 知る人ぞ知る歴史的な場所について、紹介させて頂きますーー。





 旧農場オープンの南端


 祖師ヶ谷大蔵駅から南へ1.5kmほどの所にあるコモレビ大蔵。ここは昔、「農場オープン」という東宝撮影所の野外オープンでした。

 その南端の傾斜になっている部分(現・東名高速道路の部分)で、映画『ゴジラ』(1954年)の大戸島での被害状況の調査シーンの撮影が行われました。

 ※情報ソースは、初代ゴジラの公式写真集「ゴジラ 特撮メイキング大寫眞 (しゃしん) 館


       


 こちらはロケ現場の写真。林の前が傾斜になっていて、麓には畑が広がっています。(本多猪四郎監督の姿が見えます)





[出典] ゴジラ 特撮メイキング大寫眞 (しゃしん) 館


 そして、こちらはゴジラに破壊された家々を調査団が視察するシーンですが、麓に広がる畑が海のマット絵の合成により、消されています。







 下記の写真右側にある林の手前から東名高速の下側辺りが撮影場所のようです。残っている林が、大戸島のシーンで風になびく木々を思い起こさせます。

 なお、こちらの写真はコモレビ大蔵の南東にある陸橋の上から撮影しています。






 【出典】「Wikipedia」「ゴジラ 特撮メイキング大寫眞 (しゃしん) 館


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