食の安全「消費者やかましいから徹底」=靖国参拝の方向-太田農水相(時事通信) - goo ニュース
この太田誠一氏は、今から5年前に鹿児島市で行われた、九州私立幼稚園研修会の討論会で、早稲田大学の学生におけるサークルでの婦女暴行強姦事件において、「集団レイプする人は、まだ元気があるからいい」というような発言をして、女性団体や女性国会議員等から猛烈な抗議を受け、その年の秋に行われた衆院戦で落選の憂き目に遭っていました・・・・。
しかし、あの「郵政選挙」で復帰、そして今回、「農林水産大臣」に抜擢され、意気揚々となっていた時に、またもや「KYな発言」やっちゃいましたね・・・・。(ノω=;)。。。
ニュース記事によると、太田農水相は10日のNHK番組「日曜討論」で、中国製冷凍ギョーザ中毒事件などを踏まえた食の安全への取り組みについて、「日本国内では心配しなくていいと思っているが、消費者がやかましいから、さらに徹底していく」と述べ、食の安全は既に確保されているが、消費者の過剰要求を背景に政策を進めると受け取れる発言をしていたようです。
また番組出演後、15日の靖国神社参拝に関し「多分、行くことになる」と記者団に語り、参拝時の立場については、国民によって選ばれた身分なので、「公人の立場」で参拝することを明言していたそうです・・・・。
国民が「やかましい」からではなく、日本国内の「食品衛生管理」を担う霞ヶ関の管理体制があまりにも「おろそか」だから、国民が余計に「神経質」になることを、この大臣は、分かっているのでしょうか?またこの「発言」のそぶりが、まるで「他人事」のような印象を受け、国民を「小馬鹿」にしたような言動に、一層「憤り」を覚えます。
また、中韓両国と「微妙な関係」であるこの時期に、またも「靖国問題」に関して、挑発とも取れる発言をしているようで、ご自身の立場をよく分かっていらっしゃるのか?疑問に思います・・・。
現役閣僚の方々の「発言」は、私人としての「言動」とは違い大変な重みがあります。ご自身の主張を貫かれるのは結構ですが、「軽率な発言」が国家としての「意見表明」と採られかねない場合もありますので、慎重な対応をお願いしたいのですが、ここ数年「農水大臣」は不祥事が続いており、この発言が「進退騒動」にも成りかねないだけに、福田内閣は、この事態をどう「収拾」するのか、見守りたいと思います。