飛騨牛偽装疑惑、取材受け「赤身焼肉」に表示変更(朝日新聞) - goo ニュース
これは、昨日の夕方のTVニュースで「社長」と従業員とで偽装に関しての生々しいやりとりが放映されていましたが・・・・相変わらず懲りない悪徳経営者がのさばっていることに、大変な怒りを感じます・・・・。
これに類似する食品関係の表示偽装事件は、昨年度から全国で相次いで発覚しておりますが、ことに全国で知られた「有名産地」のブランド物で、このような偽装が横行しているのです。
ニュースに因ると、販売できる岐阜県産の和牛の等級要件を満たさない牛肉をそのまま「飛騨牛」と表示した疑いがもたれている問題で、岐阜県養老町の食肉卸小売業「丸明(まるあき)」が一部の報道機関からの取材を受けた後、一時的に品名を「赤身焼肉」へと表示を変更し、同社直営店舗の店頭に並べていたことが発覚したそうです。
また一部報道によると、取扱牛肉の一部に「愛知県産」の牛が含まれていたことが、岐阜県の生活衛生課などの調べで判明し、地元の養老警察署が等級偽装ならびに産地偽装の疑いも浮上したことを受け、昨日21日(土)、不正競争防止法もしくは景品表示法に違反している疑いもあるとして、同社の幹部社員らを任意での聴取を開始したとの記事もあったそうです・・・・。
同じ「産地偽装」の類では、昨年発生した秋田県の「比内地鶏」・今年に入り静岡の東海澱粉の子会社である鹿児島県の大隅事業所で、台湾産の養殖うなぎを「国内産」と偽って、販売した例等があります・・・。うなぎは今月にも、生産量日本一の愛知県一色(いっしき)町の業者が、稚魚は国内で養殖し、その後中国国内で生育させたうなぎを、地元ブランドである「一色うなぎ」として販売していたことが発覚して、「不正表示問題」は未だに歯止めが掛かりません・・・。
昨年末からの中国製ギョーザの「異物混入中毒事件」以降、一層「食の安全」に対して、厳しい目を向けている中で、またもやこのような事件が発生することは、誠に許し難いことです。(○`ε´○)プンプン!!
相次ぐ表示偽装事件を受け、政府は近々、こ表示関係で統括部署ごとに異なる現在の制度を改め、内閣府に「消費者庁」という、食品表示関係の統括業務を一本化した省庁を創設し、取り締まりに一層厳格な態度を見せる動きがありますが、果たしてこの類の事件が無くなるようになるのは、一体何時の事なんでしょうねぇ・・・・。( ̄~ ̄;)ウーン・・・