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PCグラフィック、写真合成、小説の下書き。

サブリミナル・(美しい子悪魔)・第二章・NO-(13)&CG

2008-06-14 00:49:46 | 小説・サブリミナル-二章-
サブリミナル・(美しい子悪魔)・第二章・NO-(13)&CG

普通なら医者を呼ぶとかしない?・・・。そんな事を考えながら着替えていた。
綾乃は制服を脱ぐとショーツの中に手を入れた。ツルッとした感覚だけが綾乃の心に恐怖を呼び起こした。
そして、着替えて会社を出た。
すると、シルバーのベンツが玄関に横付けされていた。見ると、近藤貴雄がニヤケテ綾乃を見て居た。「影山さん、どうぞ。お送りします」。
綾乃は睨みつけるとソッポを向いた。すると、車を降りて駆け寄った。
「待てよ、綺麗な膚でしたよ。まるで赤ん坊の様にツルツルしていましたよ」。
やっぱりこの男だ。綾乃は横目で見上げた。
近藤の厭らしい目が綾乃の股間を見ていた。
「なんであんな事を、警察に届けます」。綾乃は小走りに歩き出した。
「ええ、どうぞ。でも僕は金を渡した事を話します。そして、全裸の写真を撮らせてもらったお礼だと話しますよ。それでも良いんですかね。もう一つ、僕は貴方をレイプしていません。違いますか」。
綾乃の脚は止まった。何て人なの、私はこの男から逃げられないの。
綾乃はバックから札束の入った封筒を掴と男に投げ返した。
「お金は一銭も使っていません、勝手に置いて帰ったんでしょう。こんなお金お返しします」。
男はムッと綾乃を睨みつけた。そして散らばった札を拾い始めた。行き交う人達は何があったのかと足を留めて見入っていた。
綾乃は知らん顔してその場を立ち去った。そしてタクシーを拾うとアパートに戻った。あぁあ、勿体ない。タクシーなんか乗る積もりじゃなかったのに。

綾乃は一秒で早くもあの男のそばから離れたかったのだ。
そして思い直した様に夕食の支度を始めた、すると電話がなった。
「はい、影山です」。
「どうも、僕です。いま貴方の写真を見ています。綺麗な股に・・・」
綾乃は電話を切った。すると又、綾乃は録音のボタンを押した。
「どうして切ったりするんです。僕はいま、貴方の開いた股を見ているんです。
ああ、痺れてしまいます。今は胸を見ています、股を指で触りました。感じますか、真っ白な膚に悩ましいポーズ、ああ~ったまらない」。
「止めて、貴方が薬を飲ませて撮ったんじゃないですか。今から病院へ行って血液検査してもらって来ます。
きっと睡眠薬が出ると思います。そしたら警察に届けます。もう我慢できません、事実が明るみに出ても許さない」
「どうぞ、ご自由に。言っておきますけど、血液検査しても薬物反応は出ませんよ。四時間で分解してしまう奴ですからね。お金が掛かるだけです。
それより、僕の奥さんになりませんか。贅沢しほうだい、貴方に苦労はさせないただ、家では全裸のままで居てもらいますけどね。アッハハハハハハ」
ガチャッと電話は切れた。

変態男っ!・・でも何枚写真を撮ったのかしら、まさかビデオカメラなんかに撮られてないでしょうね。綾乃の体に鳥肌が立った。
すると、電話が。ビクッ体を震わせた。綾乃は留守電にした。
「綾乃、居るの?・・・沙織、今日は飲み会だったの忘れたの。もうっ皆で待っていたのに。こんど奢ってもらうからね。穴井沙織でした」。
綾乃は受話器の上に手をかざしたまま出られなかった。電話に出ると泣き出してしまいそうで出られなかった。
泣けば心配して来てしまう、そうしたら話さなければならない。綾乃はボロボロ涙を流しながら受話器を見て居た。
こうしてその日を境に八時頃になると近藤貴雄から卑猥な電話が入るようになった。残業で遅くなった日などは、見張っているかの様に帰宅時間に合わせて伝が鳴った。

そして二ケ月。寒い冬も徐々に暖かくなり始めた二月二十日。仕事を終えてアパートに帰った午後七時、綾乃が帰るのを見ていたかのように電話が鳴った。
近藤だ。と受話器を持った。案の定、その電話は近藤だった。
「お帰りハニー、もうそろそろヘアーを剃らないとぼうぼうだろう。僕がツルツルに剃ってあげるよ」。
そう言うと電話口からはシェイバーの音が鳴り響いていた。
綾乃はもう殺すしかないと思った。
「そうね、もう私は貴方から離れられないみたい。じゃあ剃って下さい。今まで意地を張っていてごめんなさい。
でも二人の所を見られたくないな。ねえ、近藤さん、約束して、私を奥さんにしてくれるって」。
「ほんとっ!・・・本当に僕と結婚してくれるの!」。そう言う声は引っくり返っていた

「うん、いままでいろいろ考えていたの。それだけ私の事を思ってくれている人、外に居ないもの。それに、あの時だってレイプしようとすれば出来たのにしなかったでしょう。
それは貴方の優しさじゃないのかって、思う様になったの。もし良かったら私のアパートから少し行った所に氷川台の公園があるでしょう。知っているわよね。十一時に待っているから迎えに来てよ」。
「分かった、有り難う綾乃さん。いままで変な電話してごめん、必ず行くから」「でも、あの写真全部持って来て。どんな写真があるのか見たいから、それと、ビデオカメラ持って来てよ。私の体を撮って、今度は眠ってない所を」。
「分かったよ、じゃあ十一時だね。必ず行く、二人だけの秘密だ」。と切れた。
綾乃は受話器を置くとシャワーを浴びた。そして新しい下着に着替え、押し入れからダンボール箱を引きづり出した。
大学の頃に入っていた登山のサークルで遣ったナイフを探していた。
そしてガーターベルトを付ける内股にナイフホルダーを着けた。

「殺すしかない」と綾乃はノイローゼの様にその言葉を口ずさみながら仕度をしていた。
そして十時五十分、綾乃はいつもの様にアパートの明かりを点けたまま玄関に立った。そっとドアを開けて通路を見た。
誰も居ない事を確認するとアパートを出た。そして人目を避けて暗がりを探しては氷川台二丁目の公園に向かった。
すると、間もなく近藤のベンツが綾乃の真横に、ス~ッと停まった。そしてドフロックが外れる音がして右のドアが開いた。
「綾乃さんごめんね、あんな電話して」と、返事もしないで綾乃は足を踏み入れ、腰を降ろすか早いか近藤は詫びた。
「ううん、もう良いの。早く行こう」。

綾乃は誰かに見られない様に腰を低くした。そんな綾乃のミニが捲れ上がって真っ白な股が覗いた。
ゴクリと生唾を飲む音が耳に届いた。なんて男なの。そう思いながらもw顔を浮かべていた。近藤は直ぐに車を走らせた。
そして黙ったまま車は環七に出ると板橋に入り、車は富士見町のカーホテル、ディオに入った。
綾乃は恥ずかしそうに俯きながら車を降りると階段を上がった。
後からバックを手に近藤が上がって来た。
そして、「ゴメン」と綾乃を追い越すとドアを開けて綾乃を先に入れた。すると、近藤は抱き着いてキスを迫った。
NO-13-6

サブリミナル・(美しい子悪魔)・第二章・NO-(12)&CG

2008-06-07 03:52:01 | 小説・サブリミナル-二章-
サブリミナル・(美しい子悪魔)・第二章・NO-(12)&CG

「影山君悪いね、少し聞きたい事もあって業々君に来て貰ったんだ」。と、課長の門間は仕事の話しを始めた。
テーブルの横にはルームサービスが届けられたばかりなのか、コーヒーが湯気をあげていた。課長は保険の説明をしている綾乃の前にコーヒーを差し出した。
そして近藤の前に、そして自分も手にブラックで飲んでいた。
「頂きます」と、綾乃も手を伸ばし、コーヒーシュガーをほんの少し入れるとスプーンで掻き回して口に運んだ。
そして綾乃は保険の説明を終え、左腕の時計に視線を移した。
二時二五分だった。すると、不意に眠気が襲った。綾乃は両手を口に当てて缺をしてしまった。
「済みません」。綾乃は賢明に目を覚まそうと努力したが、眠気はどんどん増すばかりだった。
「影山君っ!・・・君っ!しっかりしたまえ」呼び掛ける課長の声が・・・

「あっ?・・・私っ!・・・」綾乃はボ~ッとする意識の中で目を明けた。
すると、真っ白な中にシャンデリアがボ~ッと目に浮かび上がった。
「私っ!・・・」意識がハッキリ戻ると綾乃はベットに横たわっていた。そして素肌感覚に思わず布団を抱き締めていた。
「私どうしてっ!・・・」部屋の中には誰も居なかった。
そっと布団を捲って見た。さもあろう、全裸だったのだ。
部屋の隅にあるドレッサーの前に服が掛けられていた。慌ててシーツを巻いて駆け寄った。そして、壁には下着がピンで留められているのだった。
ピンを外した綾乃はシーツを外した。
鏡に写った自分の全裸姿に異変を感じた。「ヘア~が!・・・」
綾乃の下腹部に在る筈のヘアーが・・・綺麗に剃られていたのだった。
ドレッサーのゴミ箱、シャワー室、部屋のゴミ箱と探したが無かった。
その場に崩れる綾乃、そして我に返った綾乃は思い出していた。
そして、ふと見たテーブルの上に写真が一枚置かれているのを見付けた。
それは綾乃の全裸写真であり、股を開いたヘアーのない自分の恥部だったのだ。綾乃の顔から血の気が引き、絶望感に襲われた。
そして写真をひっくりかえした、何も書かれていない。すると、ベッドの枕元に封筒が置かれているのに気付いた。
綾乃は下着を着けると封筒を手にした。分厚い感覚に封を開けた。
中には数十万円が入っていた。綾乃は愕然として封筒を投げ捨てた。封筒が破れ、札が部屋中に舞った。

「まさかっ!」綾乃はショーツの中に手を入れた。そして指先を膣に入れた。一瞬ホッとする綾乃だった。レイプはされていなかった。
課長は私をあの嫌な奴に売ったんだ。どうしよう、もう会社には戻れない。服を着ると時計を見た、午後五時を回っていた。
頭の中は真っ白、もうどうして良いのか分からずに、ボ~ッとしていた。
警察に届けよう、そう思った綾乃はドアノブに手を掛けた。
そうしたら、何も可も明るみに出てしまう。肩を落とした綾乃はドアノブを握ったまま突っ立っていた。
すると、コンコンッとノックされて後ずさった。
「影山君、居るのか。私だ、門間だけど」。
え~っ!・・・どうして課長が。近藤の仲間じゃなかったの。綾乃は迷いながらドアを開けた。
「どうした、真っ青だぞ。さっきは急に意識を無くしてしまったから驚いたよ。私は三時から約束があったから帰ってしまったけど大丈夫か」。
そう言う門間は嘘を言っている様には思えなかった。
「はい、申し訳ありませんでした。もう気分は良くなりました」。綾乃は訊こうかと思いながらも、聴くことは出来なかった。
「そうか、じゃあ帰ろうか。お陰様で契約はまとまったよ」と、門間はテーブルの上の鍵を持つとどんどん出て行ってしまった。
綾乃は思い出した様にバックを持って部屋を出た。
言いようもない不安と、バックの中の札束と写真の事が頭から離れない綾乃だった。そしてホテルを出て二人はタクシーで会社に戻った。
終業時間が過ぎたオフィースには同僚の姿はなく、綾乃は机の上を片付けると更衣室に入った。
課長の言う事が信じられるだろうか、幾ら仕事があったとしても、意識を無くした独身の私を、あの男と二人にして帰れるだろうか。
NO-12