Mizpoco in シンセン

中国人と結婚し深センに住むことになりました。

「麗江・香格里拉」旅行記(3日目)

2006-10-13 23:15:03 | どこでも旅行記(空の旅含む)
10月6日(金)

8時にホテルを出発。香格里拉地帯の標高3,200~3,500メートルにあるとのことですが、今日訪れる属都湖(シュウドウフゥ)と碧塔海(ビーターハイ)がある普拉惜(プラシ)自然保護区は標高3,700メートルほどになるとか(矢平さんの説明によると)。そこでバスはまず、防寒具レンタルショップに立ち寄り改めて出発です。

普拉惜(プラシ)自然保護区の駐車場に到着すると、自然区内を走るバスに乗り換えます属都湖まで15~20分くらい走ったのでしょうか。あまり時間がかかるので途中で寝てしまいました。

属都湖。あいにく曇り(時々)の空模様でしたが、風はなく、湖が鏡のように静かに山々や木々を写しています。日本の尾瀬のような遊歩道を歩いて散策しました





日本でさんざんトレッキングをしていながら、高山植物に疎い自分を歯がゆく思いました。名前は知らなくても、高山植物の宝庫であるシャングリラの自然区を歩いていれば、自然と目が留まります。文字通り、森林が生息する限界である「森林限界」は緯度によって違うそうですが、日本では2,000メートルくらいなのだとか。日本で3,000メートル前後の山に登る時、頂上を目指すうちに花々はしだいに見えなくなり、木々の背は低くなってハイ松帯に入る事を思うと、シャングリラに来てからはすでに標高3,000メートルを越え、今日のプラシ自然保護区は3,700メートル近いというのに、木々も花々も色鮮やかであることがとても不思議に思えました。


自然区内の案内地図。


1~1.5時間くらい歩いたのかな?(時計を気にしなかったのであいまいですが)
遊歩道を一周して戻ってきたところで再びバスに乗り、次に碧塔海の周辺をハイキングします。私達は船に乗って途中まで進みました。

船からの景色。チベットらしい塔。


碧塔海の先は湿地帯。


普拉惜(プラシ)自然保護区の散策を終え、チベット族の香格里拉を後にし麗江に戻ります


途中、この地がシャングリラ(桃源郷)であると改めて感じさせる、のどかで美しい風景が度々現れて、去りがたい思いに駆られました。


麗江には夜7時40分着でした

今日は中秋節。中国では大事な行事の一つだそうで私たちも夕食でお祝いしました(何をすると言うわけではなかったですが)。あいにくの雨模様で満月は仰げませんでしが、入ったレストランでも9時を回った頃になると従業員や地元の人達の宴会が始まり、大カラオケ大会のようになっていました。