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Mizpoco in シンセン

中国人と結婚し深センに住むことになりました。

婚姻届、出しました!(中国編)

2006-08-08 22:32:47 | 婚姻手続き(中国式編)
8月1日(火)

矢平さんが午後は休みをとって婚姻届を出しに行きました。

*~* 証明写真は二人で *~*
まず、写真屋さんで「二人揃って」証明写真を撮ります。文字通り、「揃って」一枚に収まるのです。しかも背景は「真っ赤」。お祝い事なのでとにかく「赤」なのです。私は、事前に「二人の写真」を婚姻届に添えて出すと聞いてましたので、日本の結婚式に二人揃って写した写真を持ってきたのですが、全く無駄でした。そもそも背景が赤くない…


次に住居を管轄する「公安(=警察)」に矢平さんの住民票をもらいに行き、その後、これら「二人の証明写真・矢平さんの住民票」と私が日本から持参した「婚姻用件具備証明書(独身証明書)」を持って「婚姻登記処」へ。

*~* 婚姻登記処にて *~*
さて、いざ到着して窓口で資料を渡すと、おきまりの「問題」が発生しました。私が持参した婚姻用件具備証明書、一枚目は日本の法務省が発行したいわゆる「独身証明書」で、外務省・中国大使館の押印(=認証)がしてあります。二枚目は「この書類に間違いはない」みたいに簡単な文句が中文で書かれた、中国大使館が発行した書類(公証書?)が綴られています。

私が事前に経験者のホームページ等で確認した感じでは、一枚目の部分を中国語訳する必要があるはずなのですが、矢平さんが直前に翻訳会社に確認したところ、二枚目の中文が証明しているので翻訳は不要、と言われたそうです。
…でも、必要だったのです。

婚姻登記処は5時半までですが私達が到着したのは4時20分。「これから翻訳するって言っても時間がないし、また改めて来ればいいよー」と言う私の発言など全く耳に入っていないようで、婚姻登記処の窓口の男性を説得してる?交渉してる?相談している?様子。
突然立ち上がり、車に乗ってどこぞに電話をし、「中国語訳してくれ」と言われました。「え?!今?!電子辞書持ってないし…」って言うも返事はなく、判らないところは矢平さんの会社の日本語ができる女性に電話までして翻訳(はっきり言って私は恥ずかしかった…)。

そこで向かった先はアパートの一室。「うぅ…怪しい…」と思ったのは間違いで、若い女性が「待ってました」とばかりに笑顔でドアを開けてくれて、そこが婚姻登記処公認の翻訳会社でした。ただし彼女は中英翻訳専門。私達が移動中に作った中国語訳の殴り書きを、大急ぎでワードに打ち込み、その翻訳会社が認めたとする印鑑をドン!と押し、準備完了。

再び婚姻登記処に着いたのは5時40分でしたが、先ほど対応してくれた男性は待っていてくれました(そういう交渉をしていたのですね)。
その後、二人で写っている例の証明写真を、赤い表紙の「婚姻書」に自分達でのりでペタリと添付。登記処の型押しスタンプ(というのでしょうか)で押さえ込んで完成!!

いやはや、やっと中国への婚姻届を出すことができました。次は日本での婚姻手続きがあります。また厄介な仕事が待ってるんですね~

婚姻用件具備証明書~認証完了~

2006-08-04 12:17:07 | 婚姻手続き(中国式編)
7月24日(月)

午前中のうち中国大使館に婚姻用件具備証明書、いわゆる独身証明書を受領に行きました。大使館の1階で受取りです。自動販売機で3,000円券を購入して、その切符のようなものと先日受け取った受取証に添えて窓口に出すと、すぐに認証済みの独身証明書をもらえました。いや~、ここまで面倒だった。

31日(月)から9日間、再びシンセンに行く予定です。独身証明書も準備完了、今回はいよいよ婚姻届を出せそうです。航空券も今日入手しました。

すると次の課題としては…長期滞在をするための「査証」の手配に着手することかな。

*~* 査証 *~*
「2003年9月1日より、普通旅券(パスポート)を持つ商用、観光、親族訪問、トランジットの目的で入境する日本籍の者は、入国日から15日以内の場合、査証が免除されています(ノービザ)が、それを越える滞在の場合は「査証(ビザ)」の取得が必要」とのこと。

これが私にはとっても厄介。とにかくわからないのです。就労査証でも留学査証でもない。ましてや私がいきなり定住査証を取得できないことだけはわかっているのですが。可能性としては「観光・親族訪問査証(Lビザ)」のようです。

旅行代理店に聞いたところによると、「観光査証」は、短期訪問にも査証申請が義務づけられていたと以前の申請方法と同様だそうで、申請用紙に記入して代金を支払いさえすれば良いようなので、とりあえずシンセンに腰を据えるために取得する査証としては、一番手っ取り早いかなと考えています。

一方、「親族訪問査証」はどこの旅行代理店でも取り扱っているというわけではないようです。JTBの中でも査証専門の代理店を紹介してもらって伺ったところ、代理申請手数料が21,000円かかるそうで、「本人が大使館に申請することもできるため、その方が良いのでは」とのことでした。また、代理店で代理申請を行う際は、本人が中国人の親族であるということを証明するための戸籍謄本が必要になる、とのことでした。私はまだ、法律的には何も婚姻手続きは行っていませんので、やはりとりあえず、「観光査証」、戸籍謄本への婚姻の事実の記載が早くに済めば「親族訪問査証」を申請することになるのでしょうか。

独身証明書の件で中国大使館に行った際、大使館員の方が「Lビザは個人では申請できない」と言ってたのですが、これは何かの間違いだったのでしょうか…。この手の手続きを進めていると、各機関(あるいは“人”)によって意見が食い違うことも多々あり、自分で下調べをして予備知識を備えておくことの重要さを痛感します。

とにかく、また中国大使館に足を運ぶことになりました

婚姻用件具備証明書~中国大使館へ~

2006-08-01 22:26:25 | 婚姻手続き(中国式編)
7月18日(火)

今日は雨で5日間続けたジョギングをお休みしました。

朝一番で外務省に婚姻用件具備証明書の受取り、その足で今度は中国大使館の認証をもらいに行きました。

外務省での受取りは、先日もらった受取証のようなものを提出してすぐに終了しました。

続いて六本木の中国大使館へ。地図で見ると中国大使館は「テレ朝通り」に面しています。テレ朝って六本木ヒルズの中に移動しちゃったんじゃないの?なんて考えつつ不安になった私は、途中でちょっと警備員らしい方を見つけて「テレ朝通りはここですか?」と尋ねたところ問題なし。いざ確認できてしまうと、そういえば周りを歩いている人達はからは中国語で会話をするのが聞こえてきます。「こんなにわかりやすかったのに^_^;」って思う間もなく、警備の方に尋ねてからあっという間に到着でした。

1階は受取り専用窓口のフロアーだったので、人もまばらだったのですが、「認証申請」窓口がある2階に行くと、そこはもう中国。入って正面に案内処(?)のようなところがあり、その前には列ができて、案内担当の女性が中国語で一人一人に大きな声で対応していました。「うむ、私はここではなさそうだ」、と右手にある窓口らしきところに迎い、「婚姻用件具備証明書の認証をお願いしたいのですが」と言ったのですが、口頭で既に外務省の認証を得ていることを確認され、「まず番号札を取ってください」と。銀行にあるような番号札の機械を探したのですが見つからず、キョロキョロしていたら窓口女性が指差して教えてくれました。その方向にあったものは、最初素通りした行列のできている案内処。本来、番号札を出してくれる場所でもあったのですね。

所定の申請用紙(名前を忘れてしまいましたが)に簡単な記入をし、大使館内の同じフロアーに備えられてるコピー機で身分証(私は運転免許証)と婚姻用件具備証明書のコピーをとり、それらを原本に添えて提出しました。

普通申請で中3日、特急(加急)申請で翌日仕上がり。代金は受取りの際に支払いとのこと。私は普通申請でも間に合いましたので普通申請でお願いしました。この日渡された受取証を持参し、金曜日には認証済みの原本をもらえるそうです。

さてさて、帰りに有楽町のBICカメラに寄って、Skype、MSN Messengerの両方で使えるインターネット用カメラ(Webcam、マイク内臓)&ヘッドセットのセットを購入しました。セットで10,000円弱だったけど、ポイントがたまっていたので現金なしでゲット。帰宅後早速ためしてみたところ、カメラは起動したもののマイクがうまくいきません。ちゃんとセットアップ用CDの指示に従って作業したはずなのだけど、ノートブックだし何かセットアップにコツ?があるのかな…と思いつつ、とりあえずカメラだけで活用することにしましたー。夜は矢平さんとMessengerでのカメラ中継に成功しました^_^d


婚姻用件具備証明書~外務省へ~

2006-08-01 22:06:41 | 婚姻手続き(中国式編)
7月14日(金)

今朝から私にとっての「いつものコース」である20分コースに変更しました。大汗かきましたが何とか完走しました

午前は他の用事があったので午後から外務省へ。領事部証明班に婚姻用件具備証明書を持参し認証をもらいます。

東京メトロの霞ヶ関駅から地上に出て、外務省を目指して歩いていくと、門の辺りに物々しい警備の人達がたくさん並んでいるではないですか。以前勤めていた時の印象のせいか、ちょっと緊張しながら訪ねる金融庁と違って、外務省に対してはお仕事でご一緒させていただいたことがある国際協力機構(JICA)の和やかな雰囲気を勝手に想像していた私は、そのイカツイ門前び様子にちょっと驚きました。北朝鮮関係で警備強化なのだろうか、いつものことなのだろうか…と考えつつ、入口では一度止められたものの、行き先が証明班であることを告げてすんなり通していただけました。証明班は思ったよりも小さなお部屋で、窓口は4つ。私が言行ったときは待ち時間はほとんどなしでした。提出すると引換券のようなものを受取りました。これを持参して認証を得た原本を受取るそうです。「翌日仕上がり」なので、私は「海の日」連休明けの火曜日に18日(火)には受取れます。

婚姻用件具備証明書~法務省地方法務局へ~

2006-07-23 18:57:14 | 婚姻手続き(中国式編)
7月13日(木)

5時30分起床を実行に移してから3日目!そして、昨日の宣言とおり、早速ジョギングを始めました。過去に使用していたコースは20分コースなのですが、今日は初日ということでほんの5分ほど^_^; 6時前だというのに、意外とお散歩をされているご夫妻とか犬のお散歩をされている方とかいるのですねー。早起きになってから朝がゆっくりと過ごせ、一日が長く感じるようになりました。

宿題だった「婚姻用件具備証明書」はどこで取得できるのか、について朝からインターネットで検索を続けました。今は、同じような手続きを経験した方の経験談がインターネットで紹介されているので本当に助かります。独身証明書に限らずあらゆる手続きについて、ネット上にある経験者の方の経験談を頼りに色々調べています。

調べているうちに「法務省地方法務局」で取得できることがわかりました。でも「地方法務局」って?地方って何?と思って「地方法務局」で検索をしたところ、都道府県ごとに地方局があり、更に各市を管轄する支局があることがやっとわかりました。私の市を管轄する「法務省千葉法務局○支局」に念のため電話をすると、確かに取り扱っているというではないですが!

「やった!見つけた!」

持参するものを教えてくれましたが、これは経験者の方のブログにあった記載と同じでした。
・戸籍謄本(コピー後は返却してくれる)
・身分証明書(運転免許証など)
・印鑑
・結婚相手の情報(氏名、国籍、生年月日)

昨日のうちに戸籍謄本をもらってきておいて正解でした^_^v早速法務省に行ってきました。印鑑は忘れてしまったけどサインでOKしてくれました。必要書類に記入・提出後、15分くらいで即日発行してくれて、戸籍謄本も返却してくれました。やっと婚姻手続き・引越し準備に向けて手続きらしい手続きをすることができた気がします。

さて、婚姻用件具備証明書を入手したので、次は外務省と中国大使館の「認証」です。「認証」って一言で言われていますがそれってよくわからない。でもとにかく行ってみれば良いのだろう、と理解して、明日は外務省に行ってみようと思います。

*~* 婚姻用件具備証明書の中国における申請(参考) *~*
婚姻用件具備証明書を取得する方法がもう一つあります。深センの属する広東省を管轄する日本大使館広州総領事館に申請するのです。日本で準備しようとすると、「法務省地方法務局での申請、外務省・中国大使館の認証」というように3つの機関での手続きが必要となりますが、中国の日本大使館在広州総領事館で手続きすれば1機関で済むようです。しかし、広州が深センから1時間ほど離れたところにあることもそうなのですが、平日に行かなくてはならないため矢平さんに仕事を休んでもらうことになります。私は既に退職していますし霞ヶ関や六本木に何回か足を運ぶことになっても、矢平さんが仕事を休むよりは都合が良いのかな、と思って、敢えて3機関での手続きが必要となる日本での準備を選びました。他の方のブログ等を拝見していると、中国で済ませる方が多いようです。

まずは荷物、婚姻用件具備用件書に査証かな?

2006-07-23 18:52:33 | 婚姻手続き(中国式編)
7月11日(火)

私は宣言とおり5時30分に起きちゃいました。そしてワン吉を朝一番の軽い散歩に連れ出しました。ふっふっふっ、やればできるのだ!と久しぶりに清清しい気分になりました^_^v。
1ヶ月眠っていた私の気力も突然目を覚ましたようで、やっと、深センに引越しをするための手続きを始めるには、まず何をすべきか考え出しました。

とりあえず荷物だけでも少しずつ送っちゃおう?!
というのがまず思い浮かんだこと。ヤマト運輸で海外赴任者荷物の配送をしていると聞いたことがあったのでネット検索してみると「海外引越スタンダード・プラン、ベーシック・プラン」等の名前を見つけました。早速電話して確認しましたが、これらは通関手続き等々もしてくれて便利なのだけど、本人が荷物よりも先に移転先に入っていなくてはいけないとか、就労証明書が無いといけないとか、要するに査証も未取得、現地での就業も未定である私にむかない荷物配送手段のようです。「当分はEMSで少しずつ送ればいいか」と考えています。以前、友人が米国留学から戻る時に船便を使ったら、留学中に撮った写真のアルバムばかりが入った箱が丸ごとmissing! そしてそのまま戻ってこなかったと聞いているので、船便にはどうしても抵抗を感じてしまって。

*~* 婚姻用件具備用件書と査証って?*~*
ところで、このヤマト運輸との電話で再認識したのは、やはりあちらで腰を据えて生活を始めるにはまずは「査証」が必要だ、ということ(基本ではありますが…)。目下のところ、現地での就職先も決まっていず、留学するわけでもない、という私には、「結婚して現地に住む必要がある」ことを証明する書類無しでは査証を得られないのではないかと考えました。そこで、まずは深セン市政府に婚姻届を提出するために必要となる「婚姻用件具備証明書(いわゆる独身証明書)」を準備するのだろうと思いました。その準備ができてから査証を申請するのかな、となんとなく考え、第一ステップとしてこの2つの書類の準備を進めることにしたのです。何かのウェブサイトの中で、「市町村長等の発行した婚姻用件具備証明書(独身証明書)で、外務省と中国大使館の認証が必要」という記載を見たことがありましたし、念のため印鑑登録をしておこうと思っていたので市役所に行きました。

私が住む市の市役所で「婚姻用件具備証明書はこちらで発行されているのですか?」と聞くと、窓口の女性はわからず、奥から他の女性が来てくれて対応してくれました。「市役所ではそのような証明書は発行していないのです。外国人の方が日本で結婚される場合に用意する証明書ですよね?」と言われました。「日本人の私が中国で中国式の婚姻届けを出すために私の独身証明書が必要です」と告げると、「日本にはそういうものはないので、独身であることが証明できる謄本を中国語訳し、公証役場に持っていって…」と説明してくれました。私は途中から「あ、この人知らないんだー」と思いましたが、「そうですか、ありがとうございました」と言ってその場を立ち去りました。前もってネット検索していなかったらまともに信じて「公証役場」に無駄足を運ぶところでした。

余談ですが、私は「市役所で発行しているか」どうかを尋ねただけです。知らないのなら「市役所で扱っていません」とそれだけ教えてくれさえすれば、選択肢が一つ減り、他の可能性をまた検索できるのです。市役所の女性はやけに自信満々にデタラメを教えてくれました。今回は自分で下調べしておくことの重要性を改めて感じました。

さて、婚姻用件具備証明書はどこでもらえるのか、どの種類の査証が適当なのか、明日への宿題です。