Mizpoco in シンセン

中国人と結婚し深センに住むことになりました。

春節ムード

2007-01-20 02:46:28 | 深セン生活
1月20日(金)

今日は日付が変わってしまいました(20日の1:30am)。

中国では1月1日の元旦よりも、旧暦の春節を盛大に祝います。旧暦の1月1日は当然ながら旧暦次第なので毎年違います。昨年は1月末でしたが今年は2月18日と言った感じです。今、中国は、日本で行ったら師走のような雰囲気があります。日本で年末年始を過ごして「明けましておめでとう!!」ってすっかり新年になったつもりで帰って私としては、深センに戻ってまたまた年末ムードの人の流れの中で、「また年末かぁ」って感じます。スーパーの中は、春節用のどれも赤い飾り物が積み上がっていますし、友達と会えば必ず「今年は帰省するの?」という話題になります。

我が家はというと、今年は矢平さんのご両親がこちらにいらっしゃるので、帰省はありません。そしてご両親が到着するのは今日の午後なのです。今日の夕食は私にとって初めてご両親にお手製をお披露目する場となります。悩ましいです。普段から食事の支度に時間がかかっている私は、友人達の間で「何を作ったらそんなに時間がかかるのだ」と不思議がられています。「日本の(私の?)料理は、炒めるだけじゃないんだ!!手間がかかっているんだ!!」といくら釈明しても、「そうは言ってもね~」のように思われているのを感じます(勝手に感じているだけですけど・・・)。初の4人分、しかも「ウェルカム・ディナー」というちょっと豪華な夕食を作らなくてはならないとなると、何時間かかるかわかりません…今も頭の中はレシピのことでいっぱいで、「明日の朝はたまねぎをいくつ買うか、にんじん、じゃがいも、トマトに・・・」と野菜が代わる代わる踊っています。

ところでご両親が1ヶ月強滞在するお部屋というのがこのPCがある部屋なので、普段から更新をサボりがちな私のブログの更新頻度は、この間、おそらくかなり落ちると思います。

旧式ではありますが、ぼちぼち日記でもつけつつ、機会を見ながらブログの更新をしていきたいと思っています

「謝謝」の使い方

2007-01-18 16:42:32 | 深セン生活
1月18日(木)

深センに戻って1週間経ちました。生活のリズムは相変わらずです。深センもやはり、私が1ヶ月前に日本に出発した時よりは寒くなりました。でも、東京ほどの厚手の上着は羽織らずに過ごせます。11月くらいの気候でしょうか。

深セン生活再開してわずか1週間だというのに、こちらの生活が長くなれば長くなるほど、日本と中国の文化の違いを感じるばかりで、正直なかなか慣れません仕事の紹介をお願いしている香港の人材紹介会社の担当者の女性は、香港人のご主人と結婚して香港に在住していらっしゃる方ですが、「1年もすれば(文化の違いは)気にならなくなりますよ」っておっしゃっていました。私はまだ半年にも達していないので、毎日のようにこちらでの生活の中でいちいち違和感を感じるのは無理もないのかもしれません・・・

今、私を最も悩ませているのは「謝謝(シエシエ)」です。中国語で「ありがとう」という意味であることはよく知られていますが、深センで私がこれを言うたびに、友人達は笑います。「なんでそんなに遠慮してるの!親しい友達の間では遠慮しなくていいのよ!」と。

わからない!!なぜ「ありがとう」という気持ちを口にした私が笑われなくてはいけないのだそれに私は遠慮のつもりで「謝謝」を言っているのではないのに!!

・・・私の幼い頃、実家にはどこぞから頂いた「一日一言」の日めくりカレンダーが飾ってありました。年末から表紙をつけたまま飾っておき、元旦の朝、気持ちも新たに表紙をサーッっと切り取ると、行書体で「ありがとうと言う感謝の心」という文言がで仰々しく現れたものです。母はこの言葉が気に入ったらしく、未だによく百人一首のように「ありがとう」に続けて、下の句「と言う感謝の心」と言います。
欧米に行けば、買い物をしてお会計をすればレジの従業員に(フランスでは日本人嫌いな従業員だったのか無視されたこともあるけど・・・)、以前の職場でも外国人スタッフと物のやり取りをするなど何気ないシーンでも、当然のように軽く「Thank you」という言葉を添えていたのに・・・。

・・・なのに、なのに、最近やたらと深センで、私の「謝謝」が過剰だと指摘されるのです。もちろん矢平さんも「カップルなのにどうしてそんなに遠慮するのだ」と悩ましげに言います。「ありがとう」という言葉が含む意味は「遠慮」ではなく、まさに日めくりカレンダー然り、「感謝の気持ちをその都度表したい」それだけのことだというのが、この地では説明がつかないようです。何しろ「郷に入っては郷に従え」なので、郷に入ってしまった私は、こちらではどの友人からも「遠慮するな」、「謝謝はそんなに言わなくていい」とアドバイスされるばかり。いいんですよ、食事中音を立てようと、肘付いて食べようと、そういうマナーの問題は国によって違うって思うし、見てみぬふりもできるんだけど。「ありがとう」っていう気持ちくらいは万国共通だって思っていたの

ちなみに、「親しき仲にも礼儀あり」と言う言葉は、この地では無用の言葉なのではないだろうか、とさえ、最近感じています。

確かに、気兼ねなく人と接することができるというのは、この地の良い面なのだと思います。東京では常々、「疲れる土地」だと思っていたものです。しかしここでは「ありがとう」と言う私の気持ちが、相手の心にあまりにも届いていないようで空しい。まぁ、結局は私が頻繁に「謝謝」を言わないようになれば、現地になじむ、それだけの話なのでしょう。というわけで、今日はジャスコに午前中行きましたが、心がけて言わないようにしてみました。

でも、待てよ?ジャスコの店員さんは私にとって親しい人じゃないから、「謝謝」って普通に言わなくてはいけなかったのだろうか。・・・あぁ、やっぱりわからない・・・


新春のご挨拶

2007-01-02 18:56:01 | Weblog(その他なんでも)


明けましておめでとうございます本年もよろしくお願い致します。

大晦日は、毎年恒例、東京ディズニーランドのカウントダウン・パーティーの花火を見ながら新年を迎えました。いつもより豪華だった気がします。今年も見れて良かったぁ



今年の元旦はお天気にも恵まれて、すがすがしかったですね元旦はこれまた毎年恒例、某ホテルにておせちバイキングです



今年も皆様にとって素敵な一年となりますように