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Mizpoco in シンセン

中国人と結婚し深センに住むことになりました。

テレビでロードショー

2006-10-25 18:26:44 | 深セン生活
10月25日(水)

ブログの更新、久しぶりになりました。毎日夕食の買い物に行く以外は家に篭っているので、「今日は何曜日だっけ?」なんてボケた毎日を過ごしているうちに前回のブログ更新から1週間以上も経ってしまいました。

先週の土曜日は、矢平さんが学校があって外出、そのまま先生との夕食会、二次会…というわけで、私は一人、夕食・留守番をしていました。昼間は一人であることをあまり気にしないのですが、夜になると暗いせいか(暗所恐怖症気味。ちなみに閉所も…)、長時間一人だとどうも心細い。そんな時の私の強い味方が、やはりテレビです。ケーブルテレビで香港のテレビ番組や中国の地本局も合わせて何十局と番組を見ることができるのですが、私は平日の夜はもっぱら「深セン子供局」で名探偵コナンを見ています。2本立ての1時間番組で毎日あるのです。と言っても、音声が中国語である上に、普通のテレビ番組では表示される字幕がコナンではなぜか表示されないので、まず、意味がわからないうちに事件解決、といった感じです。しかし、私がコナンに求めているのは「癒し」だけなので、それで良いのです。また、映画を見たい時は「国際台」と「明珠台」たまにニュースを見るときは他の局を回す(たいてい意味がわからない)、という風にテレビを見ています。

この日は特に(無職の身分なりに)週末気分だったのもあって、映画を2本、午前2時まで見ました。1本目は「透明人間」、2本目がアーノルド・シュワルツネガー主演の「Kindergarten Cop」。映画自体ももちろん見ていますが、最近もう一つ映画を見ていて楽しみなのが、中国語の字幕を見ながら「悪い言葉」を拾うこと。文字通り「悪い言葉」なので、ここで紹介するのは控えますが、ひとつ無難なものでこの日覚えたのが「住口(ジュウコウ)!!!」。シュワルツネガーが幼稚園のお部屋で騒ぎまくっている園児を初めて目の前にして叫んだ言葉です。シュワちゃんは英語では「Shut up!!」と言っていました。

翌日、矢平さんに早速試してみました。そしたら「バッキャロー」と言われました。これからも矢平さんに対抗できるように日々勉強したいと思います。

結婚祝い夕食会&誕生会

2006-10-18 13:10:09 | 深セン生活
10 月14日(土)

麗江・香格里拉旅行直前に、新しい靴を買いました。深センに来てわずか1ヶ月でまさか山を登るとは思っていず、今回は日本からはサンダルとヒールのある靴しか持ってきていないのです。ところが、雲南でまさかあんなに歩きにくい石畳と急な山道を歩くとも予想していなかったので、全く適さない靴を買ってしまい、5日間で私の足は疲労困憊でした。加えて旅行から戻った後の洗濯や荷物の片付けが追い討ちをかけて、私の椎間板ヘルニアが木曜日から痛み出したのです金曜日の朝には、ついに腰をかばってスリスリ歩くような痛みに変わり久しぶりに危機感を覚えました。翌日の14日(土)には、旅行に一緒に行った友人達と私たちの結婚祝いの夕食会が予定されてましたので、金曜日はひたすら横になり続け、なんとか復活しました。異国の地で体調を崩すととても不安なものです私は椎間板ヘルニアでは以前、直立歩行が難しいほど痛んだことがあるので、今回はかなり恐怖心を抱きましたが(しかも、持ってきたはずのコルセットが見つからなくて…)、思ったよりも回復が早くてほっとしました

ところで深センは、経済特区であることから中国各地から若い人達が集まってきている「移民」の都市です。そのため色々な側面でこの都市独特の慣習があるようで、結婚についても例外ではありません。通常、結婚式は新郎側の実家で開催します(新婦側の実家については、別途開催したりしなかったり、と聞きました)。新郎の実家で開催される結婚式での出席者は、ほとんどが両親の親類・知人です。当人達は既に深センに生活の基盤を置いており、友人も深センにいるわけですが、広い中国大陸、友人を自分の実家に呼び寄せて結婚式に参列されるのは非合理的、ということらしいです。そこで深センで親しい友人達と改めて食事会を開催し、お祝いするのが一般的なようです。そのようなわけで、私達もお祝いしてもらいました

菊花茶(ジュウファ茶)。私の周りでは好んで注文する人が多いです。菊花茶は体を冷ます効果があるとかで、年中暑い深センで飲むのには向いているのでしょうね。このレストランでの菊花茶は特別緑色がきれいだったので、「緑茶とブレンドされてるのかな?」ってシエちゃんと話しました


今がシーズンの螃蟹。


夕食の後は、二次会でカラオケに。深センで初めてカラオケに行きました。個室の作りは日本と変わらないのですが、建物自体が3、4階建てで大きく、とても豪華でした。おもしろかったのは、部屋で飲食するスナックやドリンクを、カラオケ店の中に併設されているコンビ二に自分達で行き調達すること。そして持って部屋に戻ると、カラオケ店のスタッフがやってきてお皿に盛り付けてくれました。


私のバースディケーキであるアイス・デコレーション・ケーキをカラオケ店に持ち込み、冷凍庫で預かってもらっていたのですが、誕生日の15日0時に合わせて、店員さんがアイスケーキを部屋に運んできてくれました。併せてみんなが「Happy Birthday」を選曲して流してくれて、びっくり&感激

中はマンゴ味のアイスだよ


これが私の在深セン初バースディの1コマです。

不動産フェア見学

2006-10-11 17:45:17 | 深セン生活
10月2日(月)

中国の建国記念日「国慶節」を祝うゴールデンウィーク3日目の今日(今年は9月30日(土)から始まり)、家の近くの国際カンファレンスセンター(有楽町の国際フォーラムのようなところ)で不動産フェアがあるというので、ツァイ・シエ夫妻と見学に行きました

午前11時過ぎに会場に到着。会場にはたくさんの建設・売出し予定マンションのブースが並んでおり、とても全ては見て回れそうにありません。

矢平さん、最初から目ぼしいところの名前は押させていたようで、気になるブースだけ寄っていきます。が、そのうち矢平さんとツァイ・シエ夫妻が何かを決めたもようで、「ここにしよう」という感じの会話をしているなと思ったら、とあるマンション・ブースのプラカードを持ったスタッフの後ろに並びました。そしてプラカードの後ろについた他の人達と一緒に移動を始めます。プラカードをよく見ると、「看楼専車」と書いてあるではないですか。つまり「マンションを見学しに車に乗って移動する」ということなのだそうです。

東京でマンション・フェアに行ったことなどないので、日本の場合はどのようなものなのかわかりませんが、イベント会場からいきなり外に飛び出し、専用車に乗って物件を見に行くとはちょっと新鮮でした

見学したマンションの感想はというと、大通りに面しているなどあまり気に入らず、今回は(も)見学に止まりました。家探しって大変ですね。

(マンション・ガールがなぜかウェディング・ドレス)

映画「夜宴(The Banquet)」を見に行きました

2006-10-03 23:31:22 | 深セン生活
9月27日(水)

先週に引き続き、金光華店内の南国影城で映画を見ました。チャン・ツィイー主演の「夜宴(The Banquet)」です。さすが中国の名女優チャン・ツィイー主演の映画、かなり混んでいます。映画館に行く途中、矢平さん曰く、「監督はシェークスピアの「ハムレット」を題材にしたと言っている」とかで、期待は高まります。私は日本の映画館の予告編で見ただけでしたが、見たいと思っていたので楽しみでした。

いざ映画が始まってみると、おぉ、豪華で美しい映像だ!!という感動もあったのですが、映画の途中で周囲の観客は笑ってしまうことしばしばで・・・

感想は・・・チャン・ツィイーの他にも豪華な出演者が揃っているのですが、感動がないというか、「こ、こんなに衣装も配役も凝ったことをしているの に、こんな終わり方するんですかぁ?!?!」って感じでした。

例によって、映画が終わるのと同時にほぼ一斉に立ち上がった観客達からは、帰り際に「差(チャー)」という「質が悪い」という意味の言葉を口にしているのが聞こえてきましたし

芸術性を期待して見に行くのなら良いと思います

ところで、映画に行ってハーゲンダッツのお店に立ち寄るのがもう一つの楽しみなのですが、10月6日に中秋節を控えているということで、ハーゲンダッツで月餅の形をしたアイスクリームを販売していました。それも立派な箱に入っています。一番お手ごろの4個入り(Petite Collection)で198元(約3,000円)。月餅アイスは特別にしても、日本の実家の近くのスーパーでハーゲンダッツ商品を毎日3割引き、時には4割引きで販売していることを考えると、中国のハーゲンダッツは総じて割高です。

今更ですがマインスイーパー

2006-10-03 16:05:15 | 深セン生活
9月26日(火)

パソコンのインターネットの調子が悪いので時間を持て余したことから、今更ですが、今日はPC内臓ゲームの「マインスイーパー」に熱中してしまいました

以前の勤務先の同期が、連日のように深夜までマインスイーパーをしていたことを思い出しました~

マンション見学

2006-09-29 18:32:11 | 深セン生活
9月23日(土)

建設中のマンション見学に行きました

駐車場に入り車を止めると、ホテルのボーイさんみたいな格好をした人が近づいてきたので、車の駐車場所がまずかったのかな?誘導してくれるのかな?と窓を開けると、ドアに手をかけて開けてくれました。

さながら、ホテルのドアまんではないか!!!と感激。(つまり、窓は開けなくて良かった)

モデルルームを2部屋見学。やっぱり新築は夢があっていいわ~。キッチンも広いし、洗面室も2つ。えぇ!こちらには3つもある?!(それはいくらなんでも多すぎでしょう…)。でも、事前に聞いたとおりオーシャンビューなのは良いけれど、道路に面していてうるさいのでは?と矢平さんも少々懸念。

続いて見学終わって説明を聞く場所(ってなんというのでしょう?受付?)に行きました。ミニチュアモデル見てみると、マンション郡は7、8棟から成っています。見学した方が海(+大通り)に面しているのとは異なり、通りから離れたマンション郡中庭の奥にも2棟発見。「こちらの方が静かだよ。海なんて夜は暗いだけだよ」と言うと、その2棟、静かな分だけ高いのだそうです。しかも2棟のうち完全に道路から離れた1棟は既に完売。残りの1棟も完売間近。「賑やかな中国の人達も居住空間は静かなほうが好きなのか…」と変なところで納得してしまいました

すぐ隣には他社が建設を開始したばかりのマンションもあり、まだ他もゆっくり見学しようということで、今日は帰りました。それにしても、深センのマンション、本当に竹の子のごとく建設される勢いも目を見張りますが、売れる勢いもかなりのものです。

今日は日本は秋分の日、お彼岸の中日ですね。こちらは7、8月よりはマシになりましたが日中の暑さは相変わらずで、太陽がギラギラ照りつけており日傘が必要です。日本の秋の爽やかな風と空が恋しいです

国内旅行計画

2006-09-29 16:34:35 | 深セン生活
9月22日(金)

矢平さんが仕事から帰ってくると、「シャングリラに行ってみたい?」と聞いてきました。

深センの羅湖駅前にホテル、シャングリラ(Shangri-La)はありますが、香港のペニンシュラのようにアフターヌーンティが有名だ、とかいう特別な噂は聞いたことがありません。あまりときめかないな、と思いながら「シャングリラってホテルの?」と聞くと、「いや、雲南省の麗江(リージャン)とシャングリラ」だというのです。と言われれば、返事は変わります。

「おぉ!あの有名なシャングリラ?!?!?!行きたい!行きたい!」と即答。

中国では10月1日が建国記念日(国慶節)で一週間、国民の休日になります。9月30日の土曜日を入れると、9日間の大型連休になるのです。そこで、お友達カップル2組とでどこかに行こう、という話になったようです。

雲南省の麗江は、麗江納西(ナシ)族自治県の中心で、1997年12月4日に中国で始めてユネスコ世界文化遺産に登録されたそうです(お恥ずかしながらそれは知らなかった)。シャングリラ(香格里拉)は、イギリスの作家、ジェームス・ヒルトンが小説「失われた地平線」の中で描いた架空の理想郷の名前で、雲南省迪慶慶チベット族の自治州の中甸県がその場所であるとされ、2001年に正式に改称したのだそうです。外国人の間では「麗江」よりも「シャングリラ」が有名のようですが、中国国内では「シャングリラ」よりも「麗江」が人気があるのだとか。

どちらもチベット文化や山が見られるし、両方行けるなんて言うことなしですただ、国内大型連休中だし、どこに行っても民族大移動ばりの混雑なのは覚悟しないといけないんですよね

エンディングロール、見る?見ない?

2006-09-29 15:47:54 | 深セン生活
9月21日(木)

今日は夕食後、映画を見に行きました。「X-men 3 Final Decision」です。

前回行ったのは新南国影城(中信店内:JASCOが入っているショッピングセンター)でしたが、今回は羅湖駅近くにある金光華店内の南国影城に行きました。チケットカウンターにおいてあったリーフレットをもらってきてよく見たら同じ系列映画館だったんだすね。余談ですが、ポップコーン(スィートバター味?)おいしかった

「Mission Impossible 3」を観に行った時もそうだったのですが、こちらではどうも、映画が終わりますとエンディングロールを無視してザッ!!と立ち上がり、ドドドッ!!と一斉に立ち去ります。私の相棒までザッ!と立ち上がったので洋服を引っ張ってイスに戻しました。「まだ続きがあるかもしれないから」と。「本当に?本当かな~(Are you sure???を連呼)」と半分あきれ顔。そんな間にも劇場に残ったのは私たちの他には1組だけ…。「最後のおまけの1コマが出なかったら、矢平さんにかなりバカにされるな」と不安になるほど長いエンディングロールでしたが、ついにその瞬間がやってきたのです…

ふぁ~っふぁっふぁあっ
出たのです!!また続きがあったのですこんなに勝ち誇った気分になったのは久しぶりです

私たちより前の方に座っていたもう1カップルも、キョロキョロ劇場内を見回して、この優越感に浸っているのは自分たちだけか?!他にもいるのか?!と笑顔を浮かべていました。私の妹がよく、映画はエンディングロールまで観てこそ映画を観終わったというものだ、というようなことを言ってましたが、まさにこのことです

で、映画の感想はというと、おもしろかった1、2を見ていないのが悔やまれます(だいたい内容はつながりましたけど)。てっきりもっと機関銃とか持ってバンバン!!っていう戦闘シーンが多かったりグロテスクなシーンとかあるのかと思っていたのですが違いましたね。キャラクターもストーリーも凝っていて傑作でした