はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

相方母+ギャング2人その後

2014-08-06 17:10:41 | 中国人相方&親戚
猛暑の杭州にやってきた相方母+ギャング2人。

それでも福州よりはまだ涼しかったらしいのだが、
ずっと家に居ても子供達は時間がもたない。
ユキは週二回のバレエ、週一回のピアノのほか、5日からは毎日プールもあったのだけど、
姪っ子2人は毎日家で遊んでいるだけ。

それでもウェンちゃんの方は9月から6年生だし、きっと夏休みの宿題が結構あるに違いない、と思いきや。
国語は漢字練習(しかも最初から灰色で印刷された字をなぞるだけ)、英語は一学期に習った単語を5回ずつ練習、
そして算数の宿題はナシ!
…という、本気でやれば3日で終わりそうなゆる~~~~い宿題だった。

義弟夫婦は「福州は都会、紹興は田舎」と事あるごとに言うのだが、
正直夏休みの宿題は紹興の田舎の小学生だったイーファンの方がウェンちゃんより多かったし、
宿題の内容も読書感想文とか、割と時間のかかるものがあったような気がするのだが…。
しかもウェンちゃんは中学は公立に行かず、私立を受験するハズ。
本来ならこの夏休みは受験生のハズなのだが、どうやら公立小学校でも中くらいの成績なので、
義弟夫婦は早々と進学校の受験はあきらめて、コネとお金で入れる私立を探しているらしい。
福州の小学校が全部こんなにユルイのかどうかはわからないけど、少なくとも杭州よりは相当ユルイのは間違いなさそう…。
子供を勉強漬けにしたくない親御さんは、福州へ移住したらどうかと真剣に思った。

それはそうと、せっかく杭州まで来たのに、毎日毎日家で遊んでご飯食べるだけ、というのもどうか、と言うことで
別に義母も姪っ子たちも興味はなさそうだったが、西湖へ蓮を見に行ったり、博物館や書店へ連れて行ったりしてみた。
ウェンちゃんが一番喜んだのが、水族館。
妹のハンちゃんは以前ユキと一緒に行ったので、今回はウェンちゃんと相方だけで極地海洋公園(水族館)へ
行ったのだが、とても喜んでいたらしい。

博物館と書店は興味なさそうだったが、福州にいても絶対自分たちでは行かない場所なので、それなりに新鮮だったかも…。


湿地博物館にて

それよりもウェンちゃんの方は、ユキの習い事やおもちゃに興味津々の様子。
バレエも2回も見に来たし、家の電子ピアノを触って遊んでいた。


ユキがウェンちゃんに「キラキラ星」の弾き方を伝授


ハンちゃんは初めてジグソーパズルに挑戦


ウェンちゃんは相方とブロックス対戦

そして食事!

基本的には全部二姐が作る中華だったけど、エビフライやトンカツ、ミートソーススパゲティ、カレーライスなどは
私が作ってみたら、特にカレーは大ヒットだったらしい。
偏食が激しくて、野菜はほとんど全く食べられないウェンちゃんが、カレーの野菜はパクリ。
いけると思ったガイジン伯母(私)は、次の日オムライスにウェンちゃんの嫌いなピーマンと玉ねぎを
「これでもか!」というほど細かく刻んで、ついに食べさせることに成功。

普段ウェンちゃんたちの家で飲んでいる「王老吉」という甘~いドリンクや、コーラやスプライトもうちでは禁止。
代わりにいつもうちで作っている麦茶を飲ませてみたら、これも大ヒット。
滞在中は一日3回麦茶を作るくらい、麦茶が売れました。
お土産に、タオバオで買った中国産麦茶を持って帰ってもらったので、福州でも飲んでいるかも知れない。

2週間の滞在で正直私も二姐も疲れ果て、
二姐は最後とうとう倒れて紹興の田舎に帰ってしまったため、万事休す。
月末まで居座る気満々だった義母も、二姐がいなくなってしまうと家事やおさんどんはやりたくないし、
ガイジン嫁の作るおかずは口に合わないし、
そもそも日中ガイジン嫁と2人で居ても会話もできない(義母は北京語があまり話せない)しで、
二姐が帰ってしまった翌々日、そそくさと荷物をまとめて福州に帰ってくれいきました。

…まあ、本当に色々思うところはありましたが、
姪っ子たち、特にウェンちゃんは「楽しかった」と言ってくれたので、それだけが救いかも。

でも来年引っ越す時は、絶対今より狭い家にしようと思います(涙)

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2 コメント

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よく頑張った (のぶ)
2014-08-08 15:11:12
数ある日本語ブログサイトの中でもgooは以前から速度が速いし良かったのですが・・・・
ごぶさたしているうちにポーポーさんとギャングさんの訪問も終わってたようですね。

前回の記事を読んだとき、実は内心、「我が家ルール(というか、ユキ&ユキママルール?)を通せばいいのでは?」と思ったのですが、
今回の記事を読んで、野菜を切り刻んだ料理をつくったり砂糖が入った清涼飲料水を禁止にしたりと奮闘した様子。
もしかしたらウェン&ハンナイナイにとっては面白くないことなのかもしれませんが、長い目で見ると二人の子供にとっていいことだし、何よりユキちゃんの健康的な生活習慣が崩されるのが一番いけないと思います。
この国にいると「格差」とか「差異」がかなり大きく見える場面がありますが、これが子供たちが大人になるとなかなか溝が埋まらない。
周りの大人はかなりの努力が必要ですが、ふたりのいとこたちもいい経験ができたのではないでしょうか。

そういえば、食の細い子供があるときバクバク食べていたので、理由を聞いたら、
「美味しかったら食べる」
と答えていたのを思い出しました。
偏食に見えるかもしれませんが、案外、こういうことなのかもしれません。

日本での夏休み楽しんでくださいね。

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Unknown (はとぽっぽ)
2014-08-08 18:05:31
>のぶさん

有難うございます(涙)誰もよく頑張ったと言ってくれないので、自分で自分に言っていたところです(爆)

二姐が胆石の発作を起こして倒れ、紹興に帰って手術することになったため、本来月末までの予定が2週間ですんで、二姐には悪いですが本当にほっとしました。正直、一週間が限界です。言葉は通じなくても私の気持ちはきっと義母にも伝わっていたと思うと心苦しいですが、生活習慣、特に衛生面での習慣の違いは受け入れがたいものでした。

食事に関しては、姪っ子たちの好きな甘い飲物やお菓子、ジャンクフードは買わないようにしていましたが、実際は義母が外で買ってきて食べさせていました。義母と姪っ子たちがいる間は、ユキもハンちゃんを見習って?とてもワガママになり、言葉ではなく泣いたりわめいたりして要求を通そうとするので大変でした。

しかしユキは従姉妹たちのことを、「日本人のお友達はもちろん、普段幼稚園で一緒にいる中国人のお友達とも全然違う」と言っていました。言葉は悪いですが、従姉妹たちは杭州の子供たちと比べてもかなり幼く、田舎っぽい感じがしたからだと思います。

義母も姪っ子たちも、ユキの習い事の多さと(と言っても3つ)、本の多さに驚いていました。ハンちゃんの方はユキの習い事に興味を示さず、ウェンちゃんの方は熱心に見て、私には福州に帰ったらピアノが習いたいと話していました。しかし子育ての権限は全部義母にあるので、義母が許してくれるかは難しそうです。

義母と姪っ子の世話をしていたのは主に二姐で、私は手伝ったり外出に付き添ったりしただけですが、義母たちはよほどうちの居心地がよかったのか、また国慶節に来ると言い残して去っていきました…。国慶節、どこか逃亡できそうなところはないものか、今から検討中です(:;)

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