はと@杭州便り

中国杭州で仕事&子育てしているはとぽっぽのページです。

春節2 京都編

2010-03-05 18:49:25 | 京都里帰り中
2月16~25日まで、ユキを連れて一時帰国。

紹興3日間の疲れが出たのか、私は帰国早々体調を崩してしまい、ダウン
ユキも最初の2日ほどは、少々お疲れモード。

しかし、紹興の3日間でろくなものを食べられなかったユキに、異変が起こった

杭州ではいつも食事のときはすぐ気が散って、遊ぼうとするユキを必死でイスに座らせ、
なだめすかしてご飯を口へ運ぶ→途中で何度か中断→食べ終わるまでに恐ろしく時間がかかる、という感じなのだが

京都では、ユキの方からご飯が運ばれてくるのを口をあけて待っている のである
途中で気が散ることも、遊ぶこともなく、ちゃんと集中して食べてくれる。
しかも、大人がご飯を食べていると、テーブルへ寄ってきて、くれとせがむのである

とにかく食べて、食べて、食べまくって
杭州で食べている量の2倍は食べてるんじゃないか、という勢い

京都でユキが好きなもの:
●うどん
●かやくご飯
●プリン
●ベビーダノン
●コーンパン
●ちりめん山椒
●ポテトサラダ
●きなこぼうろ

…などなど。

確かに日本のご飯は美味いし、パンもお菓子も美味い。
私もいつも帰国するとつい食べ過ぎて太ってしまうし、相方も日本の食べ物が大好きなのだが、
ユキも1歳2ヶ月にして「違いがわかる」らしい

杭州でのご飯は二姐に作ってもらっているのだが、基本毎日中華なのでどうしてもマンネリになりがち。
二姐に頼んでユキ用に具だくさんの味噌汁や、ホワイトソース味のパスタも作ってもらっているのだが、京都でのユキの食べっぷりを見ると胸が痛む
しんどくても以前のように、毎晩ユキを寝かせてから、翌朝のユキの朝食は私が作るようにしよう。
日本のようにとはいかなくても、できるだけ色んな味のものを食べさせてやろう、と反省

前回11月に帰ったときもそうだったが、
ユキは最初の2、3日は表情も硬く、私の姿が見えないと泣き、慣れないお風呂に泣き、夜中目を覚まして泣くこともあったのだが、
3日目あたりから実家&日本のおじいちゃん、おばあちゃんにも慣れ、家中をチョロチョロ歩き回り、私がいなくても少しの時間なら泣かなくなった。

…というか、私の姿が見えなくなって泣きそうなユキに、母が
「ほらユキちゃん、こっちに美味しいものがあるよ~!」と食べ物で注意をひくと、
その誘惑に勝てなくなってしまったのだった

ユキにとってはベビーカーに乗って毎日お出かけするのも、
近所の公園で歩く&砂場で遊ぶ&子供たちをウオッチングするのも、
私の友達の家へおじゃまして、年の近い子供たちと触れ合うのも、何もかもが新鮮でたまらないらしい。

しだいに態度がでかくなり、いつの間にか実家の居間のこたつの上に、
まるで10年前から住み着いているネコのようにで~~~んと座って、指定席にしてしまった
公園で会った子供にガン飛ばして、持っているおもちゃを奪い取ったり、
ベビーカーから身を乗り出して道行く人に声をかけたり、笑いかけたり、
私の子供の頃と比べると、社交的というか積極的というか、たくましい性格に驚くばかりである

私にとっても京都で過ごす時間は、貴重な母娘水入らずの時間。
いつもはこんなに24時間一緒にいることができないので、疲れたけれど幸せな時間をすごすことができた。

しかし子供の成長、というか、適応能力は大人の想像をはるかに超えるもので、
最後の2日間は、ナントユキを両親に預けて一人で数時間外出できるまでになった
3ヶ月前の帰国時には考えられなかったことである
こうして心も身体も一日一日、育っていくんだなぁ…と思うと、嬉しいような寂しいような。

ユキは顔もお尻も一回り大きくなり、ずっしりと貫禄が増して、また杭州へ戻ってきたのでした

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