「地震・台風 恐ろしや」
インドネシアのセレウェシ島で先日大地震が起こり、街は壊滅状態になりました。
昨日の新聞で、セレウェシ島の地震で死者1234人と言われ、経済混乱が起こっています。シンボルの海の中のモスクも破壊され、斜めになるなどひどい有様です。
地震ばかりでなく、世界各地で自然災害が起こっています。
地震大国日本では、地震はむかしから「地震 雷 火事 親爺」の災害の筆頭に上げられています。
私が住む、札幌市東区は、先日の地震では震度6弱でしたが、けっこうな揺れで我が家では茶碗やコップなどが棚から落ちて割れるなど驚きました。水道は出たものの、電気が消えて街中は混乱しました。
札幌は都会型の市民行動といいますか、市民は地震の後店に燃料、食料、飲料の確保に押しかけた模様でした。遅れた動きをしていてはだめなのだと思いました。
札幌近郊の当別町に出向いた時、「地震の被害はひどかったでしょう」と聞きますと、「地震の被害はなかった」といいながら、「その前日の台風21号の被害が大変でした」と返事が返ってきました。
「ハウスの覆いのビニールが飛ばされ、ハウスのパイプが曲げられ、大きな木も倒れました」と、台風の恐ろしさを話してくれました。
やれやれ、むかしから言われている「地震 雷 火事・・・」の4つに、近年の気象異常で「台風」が加えられた思いです。
北海道には台風が来ないものと昔から思っていたのですが、今年は連続してやって来るので困ってしまいます。
日本を襲う大きな台風は、今年は特に多く、もうすでに6回になると言います。現在も台風25号が発生し沖縄に近づいています。この台風25号は北海道にも襲ってきそうです。
例年は平均すると大型の台風襲来は2回と言いますから、今年は特に多くの大型台風が襲来するなど気象異常になってきているのです。
災害の一つに台風が加わるなんて、「ああ 恐ろしや、恐ろしや」なのです。