「虹の架け橋」
刻字で名の知られるO先生と話している時、「いろいろ旅行をしている中で一番印象深かかったところはどこでしたか」と聞いたことがあります。
「そうですね、天の橋立が印象深く残っています。」という答えでした。
質問しながら、自分はどこと答えるのだろうと自問自答していました。
カムイラビットも「天の橋立」に行ったことがありますが、私の一番の旅先の地は「八重山諸島の八島巡り」です。
北国生まれ北国育ちなので、南国の風景が素晴らしく思えたのです。
さて、「天の橋立(京都府)」では展望台に立つと、頭を下げて、股の下から砂州の様を見るのですが、これがまた「虹の架け橋」というか、天国に登る橋の様に見えるのです。
私もラビ妻も自分の恰好はかえりみず股の下からのぞいて、これが天の橋立の名の由来なのだと確認したのでした。
同行の友人の奥さんは奥ゆかしく、とうとう股の下からの天の橋立は見ませんでした。
せっかくここに来ているのに、もったいないと思うのでした。
今日は、昨日の東苗穂に素敵な虹がかかり、頭の中で天の橋立の景を思い出したのです。
10月7日の夕方それは綺麗な虹がかかりました。
いつもは下の方だけの虹ですが、この日は半円形の見事な虹なのでした。
ラビ妻は、先年フランスの花ツアーに出向いた折、バスが虹の中に吸い込まれるような景に出会い、今回見た虹でヨーロッパ旅行を思い出していたのです。