雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

冬になってしまった 命がけの雪道運転

2013-12-13 18:19:27 | 風土
◆今年の漢字一字は「輪」と決まりました。東京五輪が決まった事が「輪」と決定する大きな要因であった様です。「輪」とは思いも付かなかったですね。人はそれぞれに今年の一字を思い浮かべていたのですが……。

◆道新(北海道新聞 25・12・12)は、発表前に「嘘」「偽」「疑」「異」などの一字を上げていて、カムイラピットも的確な一字と思ったものです。しかしこれらはどうも暗過ぎて前向きではありませんでしたで採用にならなかったようなのです。

◆高級ブランド企業が嘘を売り物にしていたとは驚きでしたね。人は人に分からなければ何をするかわからないということなのでした。信ずる事を止めなさいと云わんばかりの出来事が続きました。
駄目押しはJR北海道の工事改ざん報告書で北海道に住む人にとっては恥ずかしい出来事でした。今年の後半の出来ごとから言えば偽造の「偽」の一字が今年の一字だろうと云いたくなります。

◆気候予報士の菅井貴子さんが天気の話し中で今年は「遅」が私の今年の漢字一字ですと話していました。話を聞いてそれもそうだなと思いあたるのでした。「遅」とは、今年の気候の総てが遅かった事によるようです。雪解けも遅く、春も遅く、暑さの過ぎるのも遅く、収穫も遅く、そして秋の紅葉も遅く、雪も遅かったからなのです。
12月12日(木)まで札幌は周りの雪が消えて、あと一週間ほどは雪の無い生活が出来るだろうと喜んでいたところです。

◆そして、今日(13日(金))札幌の夕方5時頃(この時刻はもう真っ暗です)から吹雪いて来て、車で中沼まで出ていたのですが、風が強く雪混じりのとなり、さらに前方がまったく見えなくなる猛吹雪となりました。突風が吹いて急な猛吹雪になったのです。家からたった3キロほどの距離のところを40分もかかって命からがら家にたどり着いたのです。
フロントが氷って前がまったく見えなくなりました。今年の冬(雪)は遅いとたかをくくっていたのですが、これで一気に冬になってしまった感じです。
吹雪の中の運転は命がけです。窓を開けて道筋を確認しながらの運転、その為に車の中に雪が入り込み、フロントを凍らせてしまい前がまったく見えないのです。路肩から落ちては車を放置しなくてはならなくなります。

気が付けばあっという間の猛吹雪でしたので、天気予報はよくインプットしておかなくては命を落とすことになってしまいます。用心が肝心と深く反省しています。

これから冬です。雪道の運転は急発進、急ブレーキ、急カーブなどしないよう用心しましょう。