雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

赤いナナカマドの実 街を彩る 

2013-12-19 21:28:30 | 樹木
旭川の冬の風景は見応えがあります。深々と降る旭川の雪、そしてナナカマドの赤い実が見事にマッチして、それは綺麗なのです。冬の旭川の街路樹風景はぴかいちです。雪の深さとナナカマドの赤い実がよく似合うのです。

 見事なまでのナナカマドの赤い実を付けた並木道

そして、札幌でも街路樹として育てやすいナナカマドが多くなってきています。虫にも病気にも強く、強風や風にも強いので、手軽に植えられナナカマドの樹木数が増えているのです。
 

写真を撮る時間を多く持ちませんでしたが、じつに綺麗に赤い実を付けた街路樹のナナカマドの並木道の近くを車で通りました。その時、撮影した風景をお見せします。このナナカマドの並木は見事でした。

ナナカマドは春は緑、夏には目立ちませんが白い花を付けています。近くで見るとかわいらしい花たちです。そして秋には他の木々に先だって葉が紅葉にいち早く色付きます。そして11月以降は実がみごとに赤く色づいて、秋をいち早く私たちに教えてくれています。


秋から冬にかけてはナナカマドの赤い実が人の気持ちを掴み、心をなごませてくれています。雪が降った時には赤い実が雪綿帽子をかぶってほっぺを赤らめ鮮やかです。

春近くになるとキレンジャクやらツグミの群れがやってきて柔らかくなったナナカマドの実を食べ荒らして行きます。
 

この風景が見られるようになると一気に春がやって来ます。冬に入ったばかりですが、
心は春よ来い、早く来いの気持ちです。