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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

2013年の流行語大賞は これだ! じぇじぇじぇじぇ

2013-09-25 11:29:09 | 記録
NHKの朝ドラ「あまちゃん」があと三日で終わり(今週の土曜日が最終)ですと!・・・ 「ジェジェジェ」。

短く感じる機転のある人気番組となりました。一齣が短く、見る人を飽きさせませんでした。
主婦の人たちはこの朝ドラを見るために、朝の時間(スケジュール)を合わせているという人が多い様です。
人気なのは、この前の朝ドラが不人気であった反動があるのかもしれません。
ラビ妻とよく話すのですが、「今年の流行語大賞は、ドラマの中で繰り返されるびっくり言葉の「じぇじぇじぇ」だろうね」と思う、と一致しています。
いまや、「じぇ」がなんと馴染み深い言葉になったのです。ドラマの中でジェジェの他に「まめぶ」の食べ物の名が出てきますが、画面で見る限り美味しそうでもなく、どうも広がりを見せていません。
驚いた時にとっさに発する「じぇー」は岩手県久慈市のある沿岸の方言なのですが、驚いた大きさの度合いにより、「ジェー」が多くなり、「じぇー・じぇー」「じぇーじぇー じぇー・じぇー」と数が多くなります。驚き度がはっきりしており、日本国民にじぇーが定着したと
云えます。ドラマが終わっても、この「じぇー・じぇー」は消えないでしょう。
「じぇー」はびっくりした時に出る言葉であり、意味はないようです。
岩手県内では、地域によって「じゃ・じゃ・じゃ」「さ・さ・さ」「ざ・ざ・ざ」「ば・ば・ば」など色々あると云いますが、特に「じぇ・じぇ・じぇ」の云い方が親近感の持てる言葉の様にも思われます。
室町時代に近畿圏で「じゃ」という驚きの表現が使われたと文献にあり、当時の狂言の台本にも見られています。その「じゃ」が、後に東北地方に伝わり、姿を変えて残っているといいます。
今回の朝ドラが放送される前に「岩手ローカルテレビ局」で「じゃじゃじゃTV」という情報番組がありましたが、今回の「あまちゃん」は全国ネットですので、一気に大衆化する事になったのです。(読売新聞25・8・24参考にしました)