「えりもには何も無いんじゃない。と言われたの」と、ラビ妻がボランティアから帰って来ました。
森進一の襟裳岬の歌の歌詞にある「襟裳岬には何も無い・・・・です」を、その人は頭に描いて、「何も無いんじゃない」と即座に言ったのでしょう。
風景の中に何も無いと云うのも「魅力の一つ」なのですが、歌詞はともかく、一度襟裳岬に出向かれることをお勧めします。
今回、8月31日(土)、9月1日(日)にカムイラヒットはH先生とその仲間と一緒に「襟裳岬」に行っていました。襟裳岬の場所から更に太平洋の海に突き出た岩礁の景観は見ていても飽きません。魅力があります。
隔絶された半島部を「岬端地」(こうたんち)と言いますが、なかなか行くことが出来ない半島の突端地の魅力は確実にあるのです。
北海道の隔絶された場所、すなわち岬の魅力は知床半島に代表されるように、かけがえのないもの(魅力)があります。
「他の人がかなか行かれない場所に自分が立っているという自己満足」もあるのかもしれません。
この春、四月に四国の旅に出ましたが、まだ行った事が無い「佐多岬半島」には是非行きたいと思っていました。日数の関係で行けずじまいで終わっています。
あの半島には是非行きたいという気持ちは、北海道の多くの半島にも同じ思いが旅行者にはあると思われます。
今回の「えりも」への旅の目的は8月末、9月のえりもの花たちとの出会い(撮影)が目的でしたので、「何も無いどころか、驚きましたね、今までに見たこと聞いたこともない、それは綺麗な花々が沢山咲いて我々を待っていたのです。」実に見極めればいろいろとあるのですね、驚きでした。
「えりもに行きませんか」とH先生からのお誘いに、大感謝です。えりもの魅力に酔いしれています。
何も無いんじゃなくて、旅先の楽しみ方はそれぞれ持つ感性で見付け、楽しむものなのでしょう。
旅の好きなカムイラビット・ラビ妻、今回は大満足でした。
「襟裳岬」は漢字書き、「えりも町」は平仮名書きとなります。