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雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

エゾ鹿に注意 交通事故にあわぬように

2012-11-22 22:42:52 | 紹介
足寄町(十勝管内)にいた当時(もう21年も前になるでしょうか)、私の勤める高校のPTAの会長さんが、置戸町から芽登(めとう)温泉に抜ける道で、自家用車で帰路に向かったところ、大きなエゾ鹿とぶつかったそうです。「へえ、その様な事があるのか」と驚きでした。
車は大破し、鹿は即死したそうです。夜でしたが、突然鹿が飛び込んできたと言います。携帯電話で警察に連絡し事故処理しましたが、車は大破し動かなくなり、鹿は事故の参考品として取り上げられ、肉も食べられず、さんざんな目にあったと言います。弟さんに連絡を取って無事家にたどり着いたとのことでした。
鹿は突然車に向かって飛び込んでくるらしく、鹿にぶつかり交通事故に遭遇するので、鹿のいる地域では充分な注意のもとに通り抜けなければなりません。
後日、同じ道を用事があって夜間に通りましたが、車のライトに鹿の目が反射して鹿の頭数の多さに驚きました。本当に鹿が多いのです。PTA会長さんが話していた事故のことを思い出しながらびくびくしながら車に乗せてもらっていたのでした。
このごろではこの話に類似した事はざらに起っていると聞きます。このごろは特急列車が鹿とぶつかるとよく聞きますが、本当にエゾ鹿の頭数が増えているのです。
ドライバーの皆さまへ
◎エゾシカを見たら減速を!
 ・鹿は続けて飛び出してきます。
 ・鹿は道路上で立ち止まります。
 ・鹿はひずめは舗装道路では滑りやすく、道路上の動きは鈍くなります。 気をつけましょう。

エゾ鹿の駆除

2012-11-22 22:08:18 | 自然
旅行中エゾ鹿に出合うと「可愛いね」「あそこにもいた」「何頭もいるよ」「また見付けた」などと、北海道の旅が満喫できます。鹿は野山にあって豊かな自然をかもし出してくれています。
大事にしていた鹿も近年は年々数が多くなって、とうとう駆除に乗り出しました。今年、大通り公園(札幌)で行われた「食の祭」には鹿肉の焼肉が売られていて、この機会に食べようとカムイラビット夫婦は買い食いしました。鹿肉の料理の仕方が研究されて来たのか、けっこうやわらかく美味しい味となっておりました。
鹿肉の美味しさはとさつしてから肉にするまでの時間が問題で、山奥で殺された鹿は肉にするまでに時間がかかり、肉としては利用できないと聞きます。駆除された鹿すべてが肉として利用出来ないのに疑問を持ちました。神様から与えられた生きたものを頂くのにすべてが利用される事を願っています。
むかしは鹿も頭数が自然の淘汰によって制限されておりました。北海道には鹿の上に「エゾオオカミ」がいて、自然に頭数が保たれていたというのです。
さて、今道は人間の都合でエゾ鹿の駆除に乗り出しましたが、今後自然のサイクルの中にどの様な問題がおこるのでしょうか。