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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

オホーツクの牡蠣は うまい

2012-11-15 21:05:21 | 
牡蠣(カキ)と言えば、「広島」や「松島」があげられます。北海道では「厚岸(あっけし)産」が有名ですが、松島湾や厚岸湾では3.11の大津波によって、大きな被害を受け昨年度は極度の状態に陥り生産はされませんでした。
今年の厚岸では本州送りが大半で、北海道の牡蠣の値段が急騰しています。
秋は牡蠣鍋が美味しい季節ですが、ここ札幌では値段が昨年の2倍に跳ね上がっています。「こう値段が上がってはカキも食べれない」とラビ妻に話すと「鉄分やアエンが含まれ、栄養補給には欠かせられない。それほど倹約しなくてもいいのではないか」と言われ、この間やむなく買ってきて食べることに(はめ)なりました。久方ぶりの牡蠣鍋です。
さて、北海道では厚岸ばかりが生産地ではなく、オホーツクの各湖でも牡蠣の養殖が進んでいます「氷の下のカキは、身が引き締まって美味い」と評判が良いと言います。
紋別市に2年間住みましたが、市内のコムケ湖産のカキを秋の港まつりに販売していたものを箱ごと買ったことがあります。また、浜サロマまでドライブした際は、市販出来ずらい、いわゆるハネ品のカキを買いこみたらふく「焼きカキ」として連日食べたことがあります。この時は幸福感でいっぱいでした。札幌に来てからもその浜サロマの店をインプットしておき、カキを注文したこともあります。
北海道一大きな湖の「サロマ湖」が本格的なカキ養殖の産地で常呂(北見市)、佐呂間町、湧別町が該当し、特に常呂、佐呂間での生産が多いのです。先にあげた「コムケ湖」や能取(のとろ)湖や濤沸湖や藻琴湖でも養殖が進められていると言われています。ストーブの上、七輪の上で焼いて食べる焼きカキの美味しい味、匂いはやめられません。